デザインシステム本のカバーデザインが決まりました!
閑話休題といいますか、今回は全文公開をひと休みして、ほぼ完成した「Design Systems − デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド」のカバーデザインを紹介しましょう。
このマガジンは、12月21日に全国書店、25日ごろにAamazonで発売になる「Design Systems − デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド」を編集している私が、個人アカウントでこの本の作りかけの断片を紹介するものです。予約ヨロシクでございます。
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原著のデザイン
日本語版のカバーデザインのメイキング記事みたいのを書こうと思っていたのですが、デザインの方向性は実は決まってたんですよね。翻訳権が取れたころから、「オリジナルのデザインをあまりいじらない方がいいのでは?」という声もありましたし。独特な赤色の上製本で、A5判の小さな判型もあいまって実にかわいらしい仕上がりです。
右側は、design systemsという文字がレイアウトされ、UVかバーコで控えめな盛り上げ印刷が施されています。
このような原著のデザインが持つ世界観を、日本語版でもそのまま反映することにしました。
日本語版のデザイン
日本語版は、掲載された図版を大きく、ゆったりとした文字組みで読みやすくするために、B5判としました。
変更は最小限に、帯の代わりに黄色いシール状のエレメントを配しています。原著と同じ佇まいを目指して、マットPP加工に盛り上げ印刷を施す予定です。原著では表4(カバーの裏がわ)にあった推薦コメントを、そで(折り返し部分)に配しています。
この推薦コメントですが、現在日本語版をお読みいただいている方々にいただいたコメントに差し替わるかもしれません。お楽しみに :-)
表4には、著者のアラさんが、日本の読者に向けたメッセージをくださいました。
デザインシステムは、長年、私の情熱の対象でした。デザインシステムは、デザインについて考えるとき、とてもパワフルで魅力的な方法です。そして、私が知る限り、質が高い一貫性のある大規模なインターフェースを作る唯一の方法です。
この本を日本の読者のみなさまに届けることができて、とてもうれしく光栄に思っています。私は、みなさんがこの本を本当に楽しんでくれると思っています。もし、違ったら? それはきっと監訳者のせいです、私ではなくてね ;-)
という訳で、紹介したデザインの画像でAmazonの書影を更新し、FacebookやTwitterのOGP画像もリフレッシュしてあります。
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まだまだ本文の校了に向けて気が抜けない状況ですが、監訳者・編集者・デザイナーともに、いい本をお届けすべくがんばっております。
どうぞご期待ください。