こころとからだに効くレシピ10〜熟成肉のステーキ 花山椒添え(花山椒の下処理)〜
今年も花山椒の季節がやってきました。
花山椒なんてお店で食べるものと思っていませんか?
高価な食材ですし、家ではちょっと・・、と躊躇しなくても大丈夫!
ご家庭で購入した場合、早めに簡単な下処理をしておきましょう。
その状態からなら何にでも使えます。
この季節だけのお楽しみ食材、花山椒の使い方をご紹介しますね。
我が家が毎年購入させて頂いている丹波篠山の花山椒。
丹波篠山の中でも、山あいに位置し、標高の高い集落・後川(しつかわ)の貴重な花山椒です。
その後川の花山椒の中でも特秀という一番上の等級のものになります。
花山椒は鮮度の落ちやすい産品です。
鮮度の良い状態ですと、お鍋やつくだ煮などそのまま使うこともありますが、
少しアクがありますので、お料理には下処理をして使うことをおすすめします。
我が家ではまず下処理した花山椒を熟成サーロインを焼いただけのものと合わせてみました。
爽やかな香りと雑味のない辛味、そして花山椒の蕾のしゃくしゃくっとした歯ざわり、一度これを味わってしまうと毎年待ち遠しくなります。
熟成肉は北のあか牛です。
今年はお教室で出番がなくなってしまったの、たっぷりと(笑)
こちらが下処理直後の花山椒です。
「花山椒の下処理」
①たっぷりのお湯を沸かし、軽く洗った花山椒を入れる。
②色が変わったらすぐにザルにあげ、冷たい水をかけて粗熱をとる。
③キッチンペーパーなどを敷いたバットに広げて冷ます。
④キッチンペーパーを何度か変えながら水分をとる。
下処理のときのコツですが、
・茹で過ぎない
・水をかけ過ぎない
・水気をとるために花山椒を絞らない
です。
花山椒は繊細な香りと味わいが特徴です。
加熱や水につけ過ぎると香りや味わいが飛んでしまいます。
また、ぎゅっと力をかけて絞ってしまうと、蕾が潰れてしまい食感が失われます。
この下処理をしておくと、このまま冷凍も可能です。
さすがに生と比べると風味や食感は落ちますが、
たくさん手に入ったときや、すぐに食べきれないときなどは重宝します。
出来るだけ早めにお召し上がりくださいね。
花山椒はお肉、特に牛肉と相性が良いですよ。
手に入りましたらぜひお試しくださいね。
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