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やりたくないことを「やらない」基準
前回は、
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本当に「やりたいこと」をやるためには、
やめる勇気を出して「やりたくないこと」を手放すことが大切
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という話をしました。
しかし!
「やりたくない」ことを、何でもかんでも手放せばいいのか?
と言うと、けしてそんなことはありません!
あくまで私の考えですが、
◆やりたくないことをやらない(選ばない)
◆やりたくないことをやめる
を判断して決めるためには、
自分なりの基準をもち、自分で決めること。
これが重要だと思っています。
なぜなら…。
「やりたくないこと」の捉え方って、その時の自分の感情に左右されやすいもの。
一時的な感情を頼りにしていては、正しく判断したり、決めたりすることができない場合もあるからです。
私の場合、その基準とは、人生の目的や使命に照らして、
◆それをやるのが、
自己成長につながるかどうか。
◆目標達成や夢の実現に必要かどうか。
の2つ。
仮に、
「イヤだなー」「やりたくないなー」と思うことでも、
私自身の成長や、目標や夢の実現につながるなら、逃げずに全力でやります!
事実、このスタイルでずーっとやってきて、「なりたい自分」になるためのチャレンジを成し遂げてきました。
1つ例を挙げてみますね。
それは今から25 年も前のこと。
さすがに時効なので正直に告白すると…。
「目指せ、甲子園!」の青春に明け暮れていた高校2年生の時、嫌いで苦手な化学のテストで赤点を取りました。
まー、赤点くらい大したことはないのですが、
野球部の中で化学を選択していた部員全員が、赤点だったのです。
県内第二の進学校として、
「文武両道」をモットーに掲げていたわが野球部。
恐ろしい鬼監督に赤点がバレたら、いったいどうなるのか!?
「さすがに、これはヤバイ」
ということで、
みんなでウソをつき通し、監督に隠れて追試を受けました。
当時、化学の担当教師から受けた説教を今でも覚えています。
「君、どうするんだ?このままの成績じゃ部活をやめるしかないぞ」
この言葉に
「それだけは絶対にイヤ!!」
と思った私は
「くそー!!!」
と一念発起。
追試をパスした後も猛勉強を続けた結果、
何と!
次の試験では、学年5位。
思いっきり文系の私が、
理系の生徒に混じって出したこの好成績に、
「私だって、やればできるんだ」と思えただけでなく、
それまで嫌いで、できればやりたくなかった化学が好きになり、
さらに、
「化学が好きな自分のことまで好き♪」と感じるようになったのです。
当時、私のすべてだった野球部、そして甲子園のためだからこそ成し遂げられたことでした。
こんな風に、
やりたくないけど、やめなかったことによって成長できた経験。
他にも挙げれば、キリがありません。
看護師の新人時代には、
◆患者さんに血圧計を投げ付けられたり、
◆患者さんを処置する医師をアシストしている時、手順を間違って
「上の者と代われ!」と怒られたり(この時も本当に、怖かったです)。
◆男性患者さんの身体拭きをしようと服を脱いでもらったら、背中に龍や鯉の絵が現れて「ひーー!!!」となったり…。
(タオルで拭いても、落ちませんでした)
その度に「やらない」を選んで、看護師をやめていたら、なーんにも成し遂げられなかったはず。
そもそも私の中で、
「看護師としての成長に必要で乗り越えなければならない」
という基準があったので、
「これは私のやりたくないことだけど、やる必要があるのか?」
なんて、イチイチ考えたりしなかったのです。
同じことでも、「やりたい」か「やりたくないか」は人それぞれ。
大事なのは、
判断の基準を自分の中にもつこと。
その基準で、自分で決めること。
◆周りがこうしてるから
◆こういう時代だから
◆誰々に言われたから
ではなく、
自分の基準で自分で決めること、なのです。
最後に質問です。
あなたは、「やる」「やらない」を判断する基準をもっていますか?
その基準にしたがって、自分で決めることができていますか?
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
追伸:
その基準になるのが、実は「自分軸」なのです。
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