セールステック紹介「Quicker」:BtoBの会話型マーケティング体験の発展
「Quicker」とは?
・conversational marketing と呼ばれるジャンルになる。仕組みは下記だ。
①自社サイトにタグを設置する
②IP アドレスから類推した所属企業を表示
③見込み客とはサイト上でチャットボックスを通じてコミュニケーションが出来る
米国の会話型マーケティングはすでに有名に
・アメリカでは Drift や Qualified などが有名だ。
・このツールはSFA/CRM/MAツールと連携もできるため、営業データを更にリッチにする。
・米国ではサイトにフォーム設置ではなく、リアルタイムなチャットでその場でフォローする機会が増え始めている。
・従来のフォーム型は問い合わせから営業連絡までのリードタイムが長い。Quickerのようなツールなら即座にアプローチ出来る。
デジタルファーストな米国で、BtoBのデジタル会話体験が流行している
・そもそも米国ではデジタルファースト文化が進んでいる。営業が接点を持つ前に70%はオンライン上のみで購買プロセスを進めるというデータもある。
・会話型マーケティング、デジタル会話体験が流行ってきている。日本でも今後くるセールステクノロジートレンドになるだろう。
・先行企業のDriftは2015年に会話型マーケティングを開発し、今やユニコーン企業に成長している。
・Driftはチャット、電子メール、動画、AIなどを統合して会話体験を強化してる。
openpage藤島のQuickerへの感想
・日本ではすでにフォームベースのMAが普及しており、MAの生成フォームによるサイト構築でBtoBのサイトは作られてしまっている。
・だから急に会話型に切り替わるとは考えにくい。しかし、コンバージョンテストをして、会話型マーケティングのCV促進のほうが効果的だとわかれば、徐々に切り替わりが進行していくかもしれない。
・先駆的なSaaSベンダーのBtoBマーケティング施策から取り入れられていくと予想している。