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ススキ推しの息子の夢を叶えに、ススキの聖地・箱根の仙石原へ!

「せんごくはらのススキにいきたい!!」

手足口病でずっと家にいた先週。
日曜日に箱根の仙石原へ行く約束をしていて、予定通り完治した息子。

おかげさまで、見ごろのススキを見に行くことができました!自宅から高速使って2時間半。

一面のススキ

見てください!
見渡す限りのススキ、ススキ、ススキ!

そう、箱根の仙石原はススキ好きにとっては聖地となる場所。

仙石原といえば、すすき草原は外せません。台ヶ岳の斜面に一面に群生したススキは、春夏秋冬、さまざまな表情を見せてくれます。「かながわの景勝50選」「かながわの花100選」の一つ。

【引用】箱根ナビ

こんなにも群生したススキを見るのは初めて。
夫や私にとっても感動する光景です。日本の懐かしい風景。とにかく一面のススキに圧倒されました。

「あかちゃんススキがいるね!」
「こんなにおっきいよ!」
「みんなあるいてるね!」

とにかく嬉しい息子は、おしゃべりが止まりません。いつもはすぐに抱っこというのに、一本道をひたすら歩きます。舗装されておらず、足元は石でゴツゴツしていて不安定。

それも楽しみに変えて、坂道を一歩一歩進んでいきます。好きのパワーってすごい!

一本道の行き止まりまで歩ききって、そこから下りは走って帰る子どもたち。

行き止まりから見える景色

ちょうど黄金色で見ごろのススキ。すぐ近くの山は黄色や赤など、紅葉していてコントラストが見事。自然の美しさに心が満ちていきます。

自然の力は、人間にはとうてい及ばないエネルギーがありますね。

途中、パパのカメラを借りて撮影。
どんな写真が撮れたかな?

そんなススキタイムを満喫した息子は、それはそれは嬉しそうでした!息子の希望を叶えてくれた夫に最大の感謝と賛辞を。ありがとうね!

そもそも、なぜ息子がススキ推しになったのか?

それは絵本にありました。

息子は『じっちょりんとおつきさま』が大好き。

じっちょりんとは架空の虫の家族。家族で種カバンに植物の種を集めながら、生活しています。植物の必要な場所には種をまきます。
家族仲良しで、ピンチも乗り越えます。

この本の中ではお月見の際に、ススキが描写されています。日に何回も読むうちに、ススキが気になりだしたようです。

すると、じっちょりんの絵本だけでなく、他の絵本も読み漁り、ススキを探し出したのです。

たとえば、『14ひきのおつきみ』

その他には、のらねこぐんだんシリーズ。

ススキを絵本で見るだけに飽き足らず、幼稚園の途中でススキを探すようになります。

すると、似たような形の「パンパグラス」という植物にも興味を持つようになります。

さらに、ススキがある川沿いを通りたがったり、お出かけの最中に窓から探すようになったりしました。

そして、YouTubeでもススキを見たがるので検索したら、仙石原に行き着いたというわけです。

好きな絵本に載っているススキから波及して、息子の世界が広がったのです。

子どもの好きの気持ち、大切にしたいですね!

息子はススキをきっかけに、植物に興味を持っています。今では、

・あれは、セイタカアワダチソウだよ!
・これはクズ?
・ヒガンバナだよ。

このようにどんどん植物名を覚えていきます。

好きこそ物の上手なれ

ことわざを地で行く息子の姿を見ていると、彼の世界の興味関心や拡大のサポートをしていければ!と夫婦で話しています。

息子には深く追求する力が、元々備わっているように感じます。そんなステキなギフトを親として育ててあげたいと、願うばかりです。

はてさて、ススキラバーはこのまま継続するのかな?

私はどちらでもいい。

心のままに進んでね!

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