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7歳の娘に嫉妬していた理由を深掘りしてみた。

7歳の娘は、自分の意見をハッキリ伝えてく

〇〇をしたい。
私は△△と思う。

年齢に関係なく人は意見を持っていることを知ったのは、娘が2歳のとき。

当時、お腹には息子がいた。
妊娠8ヶ月ごろだったろうか。

一方、娘は2歳。

2019年。シンガポールに移住したものの、すぐに2人目を懐妊して8ヶ月で一時帰国してきたところだった。

そろそろ、オムツを外す練習がしたいな・・・

息子が生まれる前にパンツになれたら最高だと、考えていました。お金もかかりますし、ゴミも出ます。だから、2人目が生まれる前に心配事を減らしたいと思ったんです。

ただ、そこには小さきものの感情が挟まれます。

娘にパンツにする練習をしたいと伝えると、

私は4歳になるまでオムツでいる!!!

紆余曲折あって、最終的にこの言葉をもらいました。

なぜ4歳?!
っていうか、どんだけ意志がはっきりしているんだ!

そんなふうに度肝を抜いた覚えがあります。

子どもって、自分の主張に忠実なんです。
イヤなものはイヤ!
テコでも動かないくらい意志が固い。

ちなみに、娘は4歳の誕生日に自らパンツを履きました。あっぱれ!

そんな意志の強さは、現在も健在です!
先日、こんなことがありました。

学校の授業で、「動物の赤ちゃん」をテーマにした絵を描きました。

彼女が選んだ題材は、

ジャガーの赤ちゃん

小さいときから図鑑が好きで、よく眺めていたので記憶に残っていたようです。

ジャガーかヒョウで迷って、ジャガーにした

選んだ動物からも、強い気持ちが伝わります。

そして、学年で同じ動物を描いた子はいなかったらしく、

同じ動物を描いてもいいけど、私は違うのにしたかった。みんなと違っていい。

と、ここでも自分の意見をちゃんと言うのです。

弱冠7歳。恐るべし。

と同時に、なんだかモヤモヤが広がっていました。なんならイライラがこみ上げる……

娘の凛とした姿。
他の子たちに迎合しないスタンス。
わが道を進む潔さ。

7歳とは思えないほど、芯が通っています。
その言動に対して、心の奥底ではネガティブな感情が動きます。

なんで、空気読まないのよ!

そう思っている自分がいてビックリ!

だって、自分の意見をきちんと伝えられるってすごいことだから、賞賛すればいいのに。娘を上手く褒められなかったんです。

なぜなんだろう。
その理由を、ずっと考えていました。

そこで分かったのが「嫉妬」でした。

本当は幼少期、私も独自の路線で進みたかったんです……。

でも、人の言葉を優先して自分の意見にフタをしたり、先生に評価されたくて空気を読んでしまったり。

そんな不完全燃焼な子供時代を送ってしまったから、本当の自分が怒って羨んでいたのです。

そこで、自分との対話を深めました。

本当は娘のように自分の道を進みたかったね。
でも、人の言葉が気になって突出できなかったんだよね。
それはつらいわ。やるせないね。

でもさ、私自身も40代になってやりたいことできてるじゃん?!
きっと娘も感化されているよ。

それに、「自分の意見を伝える大切さ」をずっと伝えてきたから、娘なりに咀嚼して体現しているんじゃない?

自分の想いを人の意見で曲げないのは素晴らしいこと。きっと幼少期の自分ができたら、喜んでるはず。そう思わない?

すると、少しずつ納得できました。

子どもを生んでから、自分の過去を追体験しているように感じるときがあります。それは似たシチュエーションでの選択が異なると、感情が動くからです。

ただ、気をつけたいのは娘とはいえ別の人間であること。

そして、感じたくない感情と出くわすことがあった場合、一歩踏みだすお宝があるのを経験上知っています。

自分の思いグセ、偏り、生きづらさ。

そういった自分で苦しめるパターンを手放すチャンス。

だから、ネガティブな感情と向き合って、こうやって日々言語化しています。誰かの心に届くと信じて。


今日のお昼はマクドナルドでした。
息子は車で寝ていたので、夫がついていてくれました。

私は娘の希望で、店内ランチを実行。
注文後、娘を席に待たせてトイレに行きました。
その間に注文の品が載ったプレートが、テーブルの上に置いてありました。

娘:なんで遅かったの?
私:トイレに入っている人がいて待っていたの。ごめんね。

そう伝えて、ふと視線を娘の目の前に落とすと、ケチャップがあるではないですか!

娘はハッピーセットのナゲットに、ケチャップをつけて食べます。
ただ、タッチパネルでは注文できなかったので、届けてくれた定員さんに直接オーダーするつもりでいたのです。

それがママの不在にも関わらず、届けてくれた定員さんに「ケチャップがほしい」と伝えたそうです!!!

私は、見ず知らぬの大人に何かを頼むことなど、小さいころはできませんでした。
ママがいないところで勇気を出すとは。

今度は、すぐに娘の勇気を称えました!

7歳から自分の意見が言える娘。
これからどのように成長するのか。
今から楽しみです!

今回は娘への嫉妬が出なかったので、手放せたかな?また感情が動いたら、丁寧に紐解きたいと思います。

これが私のギフトだから。

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おーつー(冨田裕子)
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