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41歳は広い視野と心の余白をもつ

4月28日は私の誕生日。
ありがたいことに、41歳になりました!

小さいころは4月になるとソワソワし始め、天気の週間予報に「4/28」が現れると胸が高鳴ったもんです。

ところが、子どもが生まれると自分のことを考える余裕もなくなり、気づけば誕生日当日というのが普通に。

ですが、今年は久しぶりにもうすぐ誕生日だなと静かにワクワクしながら過ごせました。

それは仕事を減らして、時間と心に余白を持たせたから。

子どもや家族も大切だけど、自分はもっと大事なんだ。そんなことを41歳になって、やっと気づいたのです。

私は元々ボランティアが好きだし、前職も公務員であったため、公共の福祉のために身を粉にするのを厭わない性格です。ですから、人が先。自分は後。そんな思考が心の奥底まで染みついていました。

でも、本当はいつも心が乾いていて、自分からヘルプが出ていたんです。その信号を潜在的にキャッチしたからか、山登りをして自然に触れたり、旅に出て自分をリセットしていたりしてたんだと思います。

心が癒しやパワーチャージを求めていたんです。

だから、惜しみなく自己投資して、心の気が済むまで好きなことに時間とお金を使いました。

ただ、39歳に公務員を辞めてからは、仕事だけに集中することに。本音は早く稼いで、気持ちの平穏を感じたかったから。夫のプレッシャーから早く逃れたかったから。

けれども、働けど働けど約10万円くらいしか受け取れなくて、かなりしんどい期間が続きました。

娘が小学校にあがるタイミングと、本当に書きたい案件だけに専念しようと思い、精査。

その結果、収入は3分の1くらいまで下がりました。その代わり時間を得て、子どもや家族時間が増えました。

その他にも、これから何をしていこうかと思考を深めたり、人に会ったり、本を読んだりと自分を耕し、癒す時間をつくれました。

ライティングに没頭しているときは、家族時間ですらもったいないと思い、夫が子どもたちを連れ出してくれると正直ホッとしてました。

これで仕事ができると。

しかし、疲れがマックスになると仕事も捗らず、SNSやYouTubeに逃げてしまうこともしばしば。。。

だから、私はこれから何をしたいのか、本音と向き合っているのは画期的なこと。

一方で、とにかくアウトプットして、案件を受けないと大成できないとの声も聞こえます。

けれど、私の体調が崩れて、愛する子どもたちと離れ離れになっては本末転倒だと、やっと気づけました。

思い返すと、体はあれこれ手を尽くしてメッセージを送ってくれました。

  • 冷え性の悪化

  • 度重なる風邪

  • 頭痛

  • 気持ちの塞ぎ

もしかしたら、今まで溜めに溜めた膿出しをしているのかもしれません。

歩みは減速したでしょう。
成功から遠のいた可能性は大です。

でも、自分の心の声を聞けるのは自分だけ。
自分の投げかけた言葉をどのように感じるかは、自分しか知りえません。

キュッと胸が痛くなるのか
じんわり幸せに感じるのか
心に火がつき温度が高くなるのか

自分にしか分からないことを蔑ろにしない。
だって、今の人生は自分としてしか生きられないから。

41歳になって、ようやく見えてきました。

視野は広く、心に余白を。

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