豚さんの命と個性を大切に
先日、Webライターラボでご一緒している、みつはしさなこさんの企画に参加しました。
内容は「自分だけのミニ豚を作ろう!国産豚革ワークショップ&プチ講義」。
講師は元プロキックボクサーの児嶋真人さん。
豚肉を食べ続けるたびに発生する、豚革。日本の大切な素材を、日本国内でもっと使われてほしい。そんな想いを発端にして、ゼロから「国産豚皮」の魅力を伝え始めたそうです。
「牛革」「合皮」はよく耳にしますが、「国産豚皮」とは?
というのが、最初の所見でした。
通常、豚皮は、ランドセルや靴などの裏側として利用されてきました。
児嶋さんのこだわりは、表の皮として使うこと。豚皮は皮膚移植にも使われるほど柔らかくて、安心する肌触りが魅力です。
実際に豚皮を触ってみると、部位によって感触が違います。
ふにゃふにゃと柔らかいものから、しっかりとした弾力があるものまで、さまざまです。
そういった豚皮の特色をエネルギーとともに伝えてくれます。
さらに、児嶋さんは豚が生きたときにできた傷を大切にしています。
豚は、柵の中で複数匹とともに育てられます。
通常6か月で出荷されますが、それまでにじゃれあって遊んだり、柵にぶつかったりしたときの生きた証を尊重し、ありがたく豚の命をいただき使わせてもらう。
そんなコンセプトがとても印象的でした。
工作好きな娘の意外な姿
娘と2人でお出かけすのことは、ほとんどありません。
いつもは弟を優先してますが、今回は娘がママを独り占め!笑顔がまぶしく、嬉しそう。
会場に到着したときは、緊張しているようでしたが、児嶋さんが用意してくれたスライドの問題を前のめりで聞いてます。
「東京で一番高い建物がある場所はどこかな?」
「スカイツリー!」
間髪入れずに答える娘に、ビックリ!
こんなに積極的だったんだ。
「スカイツリーがある墨田区で、豚皮は加工されています。生産量は国内No.1です!」
児嶋さんが子どもの目線で問題を出してくれるので、娘と2人で目を合わせながら「へ~!」と感嘆しました。知らないことを知れるのは、何歳になっても面白いですね!
一通り、豚皮について学んだら、実際に豚皮でミニ豚を作ります。
1時間が本当にあっという間で、大人も夢中!
他の方の作品を見ると、その方のこだわりが垣間見れるので、自然と会話も弾みました。
元々ある物を使わせてもらってるという、小嶋さんのこだわりも納得。
フロントマンになるけど、周りの良い物を活用してみなさんを巻き込む姿勢が学びになりました。
豚さんの命を最後まで大切にして、産業を盛り上げたいという小嶋さんの純粋な思いと熱意が心に響きました。娘にも届いてるといいなと願いながら。
クラウドファンディング実行中
現在、児嶋さんはクラウドファンディングを実施しています。
内容は、ピッグレザーの魅力についてお茶を飲みながらお話できるカフェバーを作ること。
カフェバーづくりの裏側を公開しているので、支援者を作り手に引き寄せていますね!
どんどんアイデアを出して、行動に繋げている精力的な児嶋さん自身が力強くて、とても真っすぐでステキでした。
児嶋さんの活動が1人でも多くの方に広がりますように。
私も微力ながら支援させていただきました。
児嶋さんのサイトはこちら👇
豚革のワークショップの依頼ができたり、ステキな豚革製品も購入できます。
ぜひ、ご覧ください!
最後に、このような素晴らしい企画をしてくれた、さなこさんありがとう!娘との貴重な時間をとれて、母子共に大満足!楽しかったです!
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