⑩原因不明の皮膚病に立ち向かう
前回からの続き。見出しつけないと読みづらかったので再びつけようと思います。
大学病院へのセカンドオピニオン
疥癬治療後も地獄のように続くかゆみと丘疹。
原因もはっきりしないので、県で一番大きい大学病院に診てもらうことを決めます。
大学病院というのもあり中々初診の外来は限られており、実際に受診できたのは2024年5月中旬でした。(疥癬の治療終了が4月下旬)
初めての大学病院でしたが、驚いたのは医師の多さ。
学生さんか研修医か常勤医かはわかりませんでしたが、学校の教室くらいの広さの診察室で、僕と担当医とその他10人くらいの人たちがいる中で診察して頂きました。
これまでの経緯が結構複雑なので、ここまでnoteで書き記してきたことを長々と説明し、今の状況を見て頂きます。(大勢のいる前でめちゃはずかった)
すると先生から
「この症状は典型的な結節性痒疹ではないし、かなり稀だが疥癬の後遺症の可能性もある。」
とのこと。
そこで、週に一回、皮膚科の難病を取り扱う外来があり、受診してほしいと。なにも、20人くらいの医師が集まって1対20で診察するらしい。(笑)
県外からも患者さんが殺到するのでかなり待つけどとのお話でした。
ほげ~大学病院はスケールが違うなあと思いつつ次週予約。
またこのタイミングで再び、採血や湿疹部位の生検も行いました。
再びメンタルがおかしくなる
これまで、少しづつ精神は回復というか、現状の皮膚の症状に慣れつつありました。
人に見られる怖さなどは見えないように袖の長い服を着るとか、それでも目立つ場所は絆創膏を貼ったりして、なんとか工夫をして過ごしていました。
また、できることはすべてしようとの思いで、生活習慣にも細心の注意を払っていました。
原因自体が不明だったため、アトピーや結節性痒疹にならって
食べるものや睡眠、アトピーによい入浴剤を使うなどかなり気を使っていました。暇があれば、YouTubeや知恵袋、専門的なサイトや論文を見て、なにか回復へのヒントがなかろうかと調べていました。
当時、頭には自分の皮膚やかゆみのこと以外なにもありませんでした。
初めの頃はそれこそ毎日絶望していましたが、なってしまったものはしょうがないので、出来ることを前向きにやるしかないの精神で2023年末から4,5ヶ月頑張ってきました。
が、気付いたら急に焦燥感や震え、動機に襲われるようになります。
この時期が一番つらかった気がする。ずーーーーっと家に引きこもってました。生きているだけ。人にも会いたくない。お誘いも全部シャットアウト。
生きてる楽しみが次の診察だけ。(笑)
精神的に限界を迎えつつ、前述した特殊症例限定の皮膚科外来にかかることになります。
続く。
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