チェロ無伴奏の”新曲”にならんかな?
《マタイ受難曲》のバスのアリアの通奏低音をチェロ無伴奏曲っぽくアレンジして弾いてみた動画。
先日のこちらの記事で、カザルスが指揮したバッハ《マタイ受難曲》のなかで、いくつか自分でチェロで通奏低音を弾いているようだ、なかでも特に第66曲のバスのアリアの通奏低音として弾いているチェロは感動的、ということを書いた。
その最後で「カザルスの音のエネルギーに影響されて、今、この通奏低音をチェロ無伴奏っぽくアレンジできないかと試行錯誤中(笑)」と書いたのだが、まだ途中経過だがちょっと録音してみて動画をアップしてみた。
チェロ無伴奏の曲みたいに聴こえてきたりしないかな?
バッハのチェロ無伴奏を聴いていると、特に第4番などは、「この曲はひょっとしたらなんかの曲の通奏低音だったものを取り出してアレンジしたんじゃないかな」と思ったりすることがある。
そんなことを思いながらカンタータや受難曲を聴いていると、あれもこれも、と夢が広がる。いくつかの曲をまとめて”新しいバッハのチェロ無伴奏曲集”が作れれば面白いなあと思う。そんな中のお試しの一曲として。
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