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自己紹介|大麦おじさん|はじめてのnote

はじめまして。私は栃木県足利市で大麦食品の会社を営んでいます。前身も含めますと、今年で41年目になります。

たくさんの方の投稿を読み、自身も、現在までの経験から、みなさまにお伝えさせていただく場所を作りたいと思い、noteを始めることにしました。少しでもお読みいただけますとうれしいです。どうぞよろしくお願い致します。


12月、大麦の芽がでました。

農家の方たちの高齢化により耕作放棄地(こうさくほうきち)となってしまった土地を、私たちは大麦畑に再生しています。

11月にまいた大麦の種は12月に小さな芽を出し、すくすく成長中です。
2月には麦ふみ、そして寒さが和らぐ3月になると一気に成長します。

明治時代には米の3倍以上の作付面積を誇っていた大麦畑ですが、今ではその頃の20分の1にまで減少してしまいました。

麦秋・黄金色の麦畑という日本の原風景のひとつが、完全に失われつつあります。


足利市の南東部、一面にひろがる大麦畑


 
私は大麦こそが今の私たちの様々な課題を解決してくれる、唯一の作物と信じています。


  • 食料自給率の向上

  • 腸活による免疫力向上

  • 医療費増大の抑制

  • 地球温暖化の解決

大麦による循環型エネルギーと社会問題の解決




「おおむぎ工房」の経営理念は『大麦は地球を救う』。もっともっと多くの方に大麦の素晴らしさを伝え、日本を、世界を、より良くしていけるように努力してまいります。

耕作放棄地の拡大は、地元足利市という小さな街でも43ヘクタール、東京ドーム約33個分に広がってしまいました。荒れてしまったこの土地を『少しでも大麦で再生したい』その一途な思いで努力をしておりますが、高齢化の進みは早く、もっとスピードをあげていかなければ…と焦りも感じております。

その解決策として「大麦畑のオーナー制度」を新設、1坪単位で大麦畑のオーナーになっていただき、再生事業をすすめています。おかげさまでこの取り組みは『栃木県農業大賞』を受賞させていただきました。みなさまに支えられ、耕作放棄地の開墾に取り組んでおります。

おおむぎ工房の大麦畑
左:チーフパティシエ 佐藤 輝明「大麦でお菓子を作っています」
右:農場長 中村 聡「耕作放棄地を大麦で再生しています」



はじめての投稿なので、力が入って熱く語ってしまいました…。最後までお読みいただき、ありがとうございます!明日からは、ゆる~く投稿していきたいと思っています。どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!