映画感想文特別編〜9月公開作品個人的総括(ナミビアの砂漠・ぼくのお日さま)

9月公開の邦画は何と言ってもナミビアの砂漠とぼくのお日さまが注目作品だった。振り返ってみたい。

ナミビアの砂漠はカナを演じた河合優実の演技が圧巻だった。今時のZ世代の女性の喜怒哀楽を見事に演じた河合優実の演技は見事。
彼女の持ち味を見抜き、存分に活かした山中監督も見事。ただ、冷静に振り返ってみると個人的には今のカナ世代の女性への応援歌なのかなと解釈したが、もう少しメッセージ性を出しても良かった。しかし、今年の代表作である事は言うまでもない。

ぼくのお日さまはどこか痛みを感じながらも
穏やかな作品だなと感じたし、荒川、さくら、タクヤの3人の人間模様を見事に描いていた。作品は考察、解釈しがいがある作品。
ただ、若葉竜也演じた五十嵐の設定は中途半端の印象も。
しかし、作品全体は素晴らしくああ観て良かったなと感じた。ラストのシーンはその続きを観たいと思わせてくれた。

ナミビアの砂漠、ぼくのお日さまは素晴らしい作品で今年の邦画ベスト10には入る。ただ、ベスト3となると?がつく。

本日も拙い文章ながらお読みいただきありがとうございました。

#映画感想文 #ナミビアの砂漠 #ぼくのお日さま

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