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鍋であっという間! ゆで蛸を使った時短メニュー                       【蛸の柔らか煮】

金木犀の香りが漂う季節になりました。
弊社、自社田の「夢の香」は収穫時期を迎え、間もなく稲刈りです。
自分たちで育てた酒米で仕込む日本酒は想いもひとしおです。
陽が短くなり刻一刻と秋が深まってまいりました。
今月は「蛸」を使ったレシピです。ゆで蛸を使った時短メニューです。
ご紹介くださるのは、Cooking Studio I-e(イーエ)代表・料理研究家の中村美紀さんです。それでは中村美紀さんの季節のコラムと共にお楽しみください。

*コラムの後にレシピを投稿しております。

<ふくしまごはん歳時記 2022年10月 神無月(かんなづき)>
【二十四節気(にじゅうしせっき)とは】
太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもの。

■寒露(かんろ) 2022/10/8-10/22
露(つゆ)が冷気によって凍りそうになる頃。雁(かり)などの冬鳥が渡来し、菊の花が咲きはじめる。
■霜降(そうこう) 2022/10/23-11/6
露(つゆ)が冷気により霜(しも)となって降り始める頃。

【季節のコラム】
台風一過から秋晴れの毎日となり、秋のイベントが楽しみになってまいりましたね。
東北の秋の風物詩と言えば「芋煮会」ですが、山形に少しだけ暮らしたことのある我が家では、芋煮と言えば福島の豚+味噌味と、山形の牛+醤油甘辛味の2種類を作ります。柔らかい里芋がごろごろ入った芋煮汁、みんなで鍋を囲みたい故郷の味です。

さて、今月のレシピは「蛸の柔らか煮」。
少し難しいイメージのあるこの料理ですが、ゆで蛸を使って圧力鍋で煮れば気軽に作ることができます。普段は真だこを使いますが、おいしそうな水だこがスーパーに並んでいたので今回は水だこを使ってみました。甘辛い味付けと、ほろっと口の中でほどける食感が、お子様にもご高齢の方にも受け入れられやすいレシピだと思います。「こんにちは料理酒」を使えば、日本料理店で出てくるようなプロの味に。ぜひ作ってみてくださいね。
最後までお読みくださってありがとうございました。
では、また来月お会いしましょう。
※参考資料:にっぽんの七十二候(枻出版社)
春夏秋冬・土用で暮らす。(富田貴史・植松良枝著 主婦と生活社)
暦生活 https://www.543life.com/seasons24/

レシピ監修:Cooking Studio I-e(イーエ) 料理研究家 中村美紀
HP: http://www.studioi-e.com/
オフィシャルブログ:ミキティママの「人・食・酒が人生の三種の神器

【蛸の柔らか煮】

〜圧力鍋であっという間!
ゆで蛸を使った時短メニュー〜

■材料:(4人分)
ゆで蛸・・・・・500~600g
(真だこがおすすめですが、今回は水だこを使用)
生姜・・・・・・1片
塩・・・・・・・少々
●調味料A       だし汁  300ml、
     こんにちは料理酒大さじ3
      みりん  大さじ3
      醤油  大さじ1
      めんつゆ  大さじ1
      ざらめ糖  大さじ2
小葱・・・・適宜

■作り方

  1. 蛸を切る
    蛸をぶつ切りし、塩・こんにちは料理酒小さじ2程度を入れて軽くもみ、臭みを取る。

2.圧力鍋で煮る
圧力鍋に、千切りした生姜と調味料Aをすべて入れ火にかける。
沸騰したら蛸を入れて少し煮てアクをとり、蓋をしめて12分加圧する。

アクを取る

3.仕上げる
10分程度置いて圧が抜けたら。蓋を開け、皿に盛り付けて小葱をのせる。

■こんにちは料理酒を使うポイント
・蛸の臭みとぬめりを取ります
・煮くずれを防止します
・蛸を柔らかくしっとりと煮あげます

こんにちは料理酒


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