瀧本哲史『2020年6月30日にまたここで会おう』を読んで
見つけていただきありがとうございます。ほこりと申します。
今回の記事では、瀧本哲史『2020年6月30日にまたここで会おう』を読んで心に残ったことを書きます。
拙い文章ですが、お付き合いいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。
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あらすじ
「君たちは、自分の力で、世の中を変えていけ!僕は日本の未来に期待している。支援は惜しまない」2019年8月に、病のため夭逝した瀧本哲史さん。ずっと若者世代である「君たち」に向けてメッセージを送り続けてきた彼の思想を凝縮した“伝説の東大講義”を、ここに一冊の本として完全収録する。スタジオ収録盤にはないライブ盤のように、生前の瀧本さんの生の声と熱量の大きさ、そしてその普遍的なメッセージを、リアルに感じてもらえると思う。さあ、チャイムは鳴った。さっそく講義を始めよう。瀧本さんが未来に向けて飛ばす「檄」を受け取った君たちは、これから何を学び、どう生きるべきか。この講義は、君たちへの一つの問いかけでもある。(本書袖より)
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心に残ったこと
本書167ページから始まる「君に、戦う理由はあるか?」の節と、それに続く「『盗めないもの』は、なんだ?」の節が私の心に強く残った。
自分では「とんでもない大発明だ!」と思えるようなアイデアを思いついたとしても、他の誰かがすでに思いついてしまっていることがほとんどである。独自性はない。
独自性を出したい、自分にしかできないことや自分がそれをする意義があることがしたい、なら、今まで歩んできた自分の人生が最大の武器になる。自分の人生は他人に盗まれることはないし、他人とまったく被ってしまうこともない。差異化の源泉になっている。
以上のようなことをこれらの節から学んだ。
少し、気が楽になった気がした。「自分は秀でた能力がないから、就活でやっていけるのだろうか?」などと思っていたが、「自分が歩んできた人生を生かせる仕事ならできそうだな」と思えた。
自分の場合、父親と一緒に暮らしていない子どもの気持ちが少し分かるかもしれない。関ジャニ∞のことについてなら少し話せるかもしれない。など。
そんなことを武器にしていけるかもしれないなと思った。
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おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また、よろしくお願いします。
ほこり