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町田市 金森湯

今日はランニング日和。
朝の都心から自宅までの13.5kmが気持ちよかった。
けれど、同時に花粉のピークでもあるようで、目の痒みったらないね。ああ、つらい。

仕事を終えて、小田急の駅まで自転車を漕ぎ漕ぎ、今日は遠出して「町田」駅まで。
駅からはバスでの移動が推奨されているけれど、こちとらランナーじゃい!ということで、小走りで向かう。
ん?薪??
ついつい名古屋のテントサウナ―、テレクちゃんとサウナースを想う。

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18分ほど小走りしていると、出た!すばらしい煙突の眺め!!
表側に回ると、中学校の正面に位置する、本当に住宅街ど真ん中の銭湯。

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麦飯石はサウナでも使われている石なんだっけ?
柔らかいお湯、とのこと。楽しみ。

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ジャスミン風呂だー!と更新して入ったが、よく見ると毎週日曜日のみ、ですね。ご注意を。

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番台にはかわいらしい女将さんが。例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
ご主人は新潟県、奥さんは石川県のご出身で、銭湯経営の初代なのだそう。文京区江戸川橋で6年間銭湯で働き、こちらに移ってきたのだそう。紹介記事によると、1975年にある会社の専用入浴施設だったものを買い取り、銭湯を始めたのだそう。1986年に中普請をし35年経つのだそう。
姉妹店としては、奥さんが四人きょうだいで、お姉さんは立川市「松見湯」、他のきょうだいもそれぞれ立川市、国立市で銭湯を経営されていたが、いまは二軒のみ。ちなみに「松見湯」は、この5月から建て替えに入り、来春の再開となるのだそう。

脱衣所はゴミ箱や常連さんたちの置物などが結構あり、ややごちゃつきも感じられるものの、床やガラス面などとってもきれい。テレビの下にあるお花を見ながら、常連さんと女将さんがおしゃべりしているが、桜の切り枝が飾ってあるのだった。お風呂で季節を感じられるって、なかなかいいものだよね。

浴場は、ペンキ絵なしで、湯船は下の写真の反転タイプなのだけれど、手前にカランが並び、立ちシャワー二席、L字のような湯船で左から深め&弱めバイブラ湯、エステジェット、麦飯石の見える白湯、バイブラ湯、そしてジェットバス、強めバイブラ湯のレイアウト。

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カランに座ると、とにかくもう、きれいな設備だ。ピカピカのタイルと鏡、真新しさを感じるくらい光輝いている。
深湯を楽しみ、ジェットバスでほぐし、カランの水で温冷交代浴を。小走りしてきたこともあり、汗がひかないけれど、とっても気持ちのいいお湯だった。
浴場から見ていると、女将さんは何度も番台を降りて、お掃除をしたり、常連さんとお喋りしたり、忙しそうだけれど楽しそうにしていらっしゃる。きっとこの女将さんに会いたくて、お客さんたちも集まるのだろうと思う。お客さん同士も、飴や椎茸をおすそ分けしていたりと、とってもほのぼの。その様子でもしっかり癒される。
ちなみに、毎月最終日曜日には「アヒル風呂」も実施しているのだそう。350羽以上のアヒルが放たれるのだそうだ。

お風呂上りに駅までのバス乗り場について伺い、外に出て入り口を撮影していると、「バスの時間は4分後、その次はちょっと先だから。4分後も間に合いますよ、お気をつけて」と外まで出てきて、わざわざ教えてくださった。

こういうところ。ここが、愛される女将さんなのだと思った。

優しい気持ちのまま、小走りで来た道を楽々とバスで戻り、「胡心房」という人気のラーメン屋さんに。任期はラーメンなのに、肉玉つけ麺を。うん、美味しい。でも、みんなはラーメンを頼んでいる。やっぱりラーメンにすればよかったかな。

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家人も家に着き、なんと「群林堂」の豆大福のお土産!
並んで買ってきてくれたそうで、有難くいただきました。

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お遍路番号 町田市 4
住所 〒194-0012
町田市金森3−22−21
電話番号 042-796-5926
ホームページ
アクセス 横浜線「成瀬」「町田」駅よりバス。「南中学校前」 徒歩3分
休日 1、10、20日
日曜、祝日は翌日休
営業時間 16:00−23:00

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