言葉の重みの差はどこから生まれるのか
こんばんは、シン・スグルです。
相手の言っている言葉に、重さの違いを感じることがよくあります。
同じようなことを言っているのに、どこか軽く聞き流してしまう人もいれば、たった一言でも響く重みを持つ人もいます。
面白いのは、重い言葉を発する人はどんな台詞にも重さがあり、
軽い言葉を発する人は全てが軽いんです。
重かったり軽かったりがないんですね。
色々な人を観察していて、言葉が重い人に共通する事に気づきました。
それがこちら。
「全力で物事に挑戦した事がある」
です。
何故か?
全力で挑んだことがある人は、物事に真剣に向き合うことの大変さを知っています。
どんなことも、本気で取り組んだ分だけ大きな学びがリターンされます。
でも、中途半端に取り組むとそれなりの結果、
表面的な事しかわかりません。
真剣に取り組んだ人はその大変さを知っているために、物事を簡単には語りません。
だから、自分が知らない事に関しては、わからないとキッパリ言います。
知らないことを半端に語るのは、その物事と、それに真剣に取り組んでいる人に対して大変な失礼だと知っているんです。
対して、その大変さを知らない人は、自分が表面的な事しか知らないために簡単に物事を語ります。
憶測で語り、簡単に人の意見を鵜呑みにして、批評家になったかのように上から語ります。
テレビでも見たことありませんか?
芸能人が何の知識も経験もない事に対してコメントしているところを。
彼らはあれが仕事なので、テレビとして面白いコメントが出来ればいいんですが、何も響きませんね。
司会者もそれがわかっていてコメントを求めるので、
全てがふわふわ軽くてわけがわからなくなりますが汗
話がずれましたが、これは日々注意しなければならない事だと思います。
人の話を聞く時は敏感にその言葉の重みを感じ取れますが、
逆に自分が語る時は無意識に相手を甘く見てしまう事があるかもしれない。
ついつい、わからない事でも憶測で分かったように語ったり、
批評したい心が出てきて得意げに話してしまう。
そういう所を、相手はしっかりと見ているんですね。
あなたの発した言葉を軽く感じた相手は、あなたを信じなくなります。
つまり、心の中でナメられるんですよ。
ナメられた瞬間、相手にとってあなたの価値は限りなくゼロになってしまいます。
だから、私達は言葉を語るとき、自分を軽くしてしまうような発言をしていないか意識しないといけません。
特に、誰でも思っていることを発信出来るこの時代は、
人生全体に大きな差を生む原因になる事もあります。
僕も紡いでいく言葉に注意を払いながら、
これからもこの時代を楽しんでいきます。
それではまた!
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