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【Day10:うちの子はゲームばかりしている】

地域おこし協力隊として、地元の福岡県八女郡広川町にUターン。
2022年1月より、学習教室「irodori Study Lab」を運営している井上涼です。
irodori Study Labでは、ICTを活用し、一人ひとりの興味関心に合わせた探究学習、そして、英語学習を通して「想定外の未来をつくる」ことをコンセプトに活動しています。

今日はテレビゲームについて。

最近の保護者さまの悩みの一つで特に多いのが、うちの子は家ではテレビゲームばっかりしているというお悩み。

そもそも、一般的にゲーム=悪いことという認識がとても強いように思いますが、僕はゲームに関しては肯定派です。ただし条件付きで。

ゲームの悪いところとしては、どうしてもブルーライトを浴びることから視力の低下につながること、脳が興奮状態になりやすいため、やりすぎからくる依存症です。ゲームはもっともっとやりたいと思わせるように作られているので、依存症になりやすいことから昼夜逆転の生活になってしまったり起立性調節障害の原因となってしまうことが悪い点だと考えています。

ゲームのいい点としては、

・そのくらい夢中になれることがあるということ
・チームワークを学べること
・英語を見る機会が増えること
・ゲームを通して心理学を体験的に学べること

他にもたくさんあると思いますが、あまり熱心にゲームをやらなかったのでこのくらいしか思いつきませんでした。最近ではチャットでコミュニケーションを取らなくとも、ピンと言われる目印をつけると世界中の人と連携できるように作られているゲームもあるようです。

実体験で言うと「ウイイレ」と言うサッカーゲームだけはやりこんでいたので、そこからオフサイドを覚えたり、ワンツー覚えたり、戦術覚えたり、国名を覚えたりと、結構ゲームを通して学んだことは多かったような気がします。フェイントとかも真似してたな。周りの友達も、いまだにゲームのことを熱弁してくる友人は多いので、年齢問わず夢中にさせてしまうゲームはすごいなと。笑

そして、もう一つ考えたいのが、子どもたちがゲームをやりたいからやっているのではなく、他にやることがないからついついゲームをやってしまっているということ。これも考えられると思います。大人も暇さえあればついSNSを見てしまっているのと同じように、子どもたちも、本当は外で思いっきり遊びたいかもしれないし家で他のことをしたいのかもしれない。でも、ゲームをしないと友だちの話についていけなくなるし、仲間はずれにされてしまうからゲームをしている。この可能性もあり得ます。これは大人側である僕たちがしっかり対処できる環境を作らないといけませんよね。受動的にゲームをしていることが危険であって、子どもが自ら主体的に、純粋にゲームをやりたいと言っているのなら僕は問題ないと思います。(時間は決めますが)

ざっくり言ってしまうと、勉強でもゲームでもスポーツでも、受動的にしているのなら全てが危険というのが僕の答えです。そしてそれは子どもだけの責任ではないということ。

だからこそ、irodoriでは子どもたち主体のプロジェクトや体験学習ができる環境を作っているのです。

ちょっと、この辺、子どもたちと話してみようかな。

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