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『女子大生オナホを売る』感想と書評
とりあえずやってみた。を実践したいのに結局「でも」「やっぱり」というストッパー言葉が自分を邪魔してしまうと感じませんか?
アイディアは浮かぶのに中々次のステップに進みきれない。誰かに後押ししてほしい。線路を書いてほしい。
こう思って普段通りな毎日になっている私は今日もアイディアをすりつぶしています。
誰かがもっと具体的にどのように行動してきたのか、この人だからできた。から、この人でもできた。と自分事化することこそが実践に結びつく。そうおもえる1冊に等々出会いました。
本紹介
『女子大生オナホを売る』
〇ビジネスを知りたい人
〇マーケティングとはどういうものか
〇コンセプトで勝ち上がった方法はオナホもYOASOBIも一緒だった
まずはじめに元々の素質が隠されている
著者のリコピンのことを本からお話します。
貧乏だったため学食は食べられず、サンドイッチを持参していた。
友「リコピンはサンドイッチ好きなの?」
リコピン「好きじゃないよ。米の方が好きだけど冷たいのは嫌いなんだ」
それなら温めたら?
思いつきで学校に炊飯器を持っていって友達と分け合っていたそうです。
この時点で「炊飯器?」ということはスルーしましょう。
そのあとさらに欲求がたかまって温かいご飯ならおかずも温かいほうが良いに決まっていると、駐輪場で七輪で鮭を焼いてしまう。
「ビー!!!」火災報知器とスプリンクラーを作動させてしまい、大惨事+謹慎処分となってしまう。ここからがリコピンの物語が始まります。
このように何事もやってみる。相手の好きを実践してみる。得意を最大限活かす。
ご飯が買えずに家にある雑草を食べまくったらやせまくった。
内臓を売るかマグロ漁船に乗るかという究極の選択都市伝説に対して、なぜマグロ漁船なのかを知るためにマグロ漁船で働く。
気になったことをまずはやる。
これがすべての始まりだと感じます。
できますか?私は一度立ち止まってしまいます。
1度でも立ち止まって後回しにしたらもう「でも」などが立ちふさがり、良い案が浮かんだ。で終わってしまうという流れになります。
ビジネスはすべて泥臭く、見えていない部分でどれだけの体当たり精神があるか。と聞いたことがあります。
これを書いている私は
大企業のセミナーをしている人の本を読んだときに直接連絡をとったら無料で相談に載ってくれた。
インフルエンサーに思い切って「ほしい」と言ったら直接会うことになった
手を上げた分だけ介護の世界だけでは会えない人に次々会うことができ、経営者さんとのつながりが増えました。
これは誰もができることであり、チャンスを拾い上げること、運を味方につけることのすべてがリコピンそのものの行動を真似するところから始まると感じます。
誰だって怖いです。勇気が入ります。それでもリコピンはやっている。
AV嫌いが経営者に「オナホでも売れば?www」と言われてすぐにAVを見まくって、友人に聞いたり、街でアンケートとったり、玩具ショップにいったりと…
次々にタスクが見えてくるのもそういう姿勢が故だと強く強く感じます。
もしリコピンが「え?オナホ?無いわー」や「考えてみます」だけだったら当然Amazonランキング4位になれてもないし、事業を売って数千万の利益にもなっていません。
皆さんにもどうやるかの答えに姿勢が絡むことは思い当たるフシがあると思います。
そういうスタートの心構えから知ることができるゴリゴリのビジネス書なんです。
興味わきませんか?
想いだし
ビジネス書をおすすめされたけどこうやってこうやってこうしたらビジネスが始まった。
という動き方がわかっている人向けなものが多いイメージでした。
「違う。そうじゃない」
本当に知りたかったのはどういう人がどういう風に生きてきたのか、その背景と向き合うべき自分を見つめるための姿勢の指標を知りたかったと本書を読んで痛感させられました。