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6月なのに「五月雨」なのはなぜ?「五月雨(さみだれ)」の秘密に迫る
立春から数えて135日目、6月11日頃からの約30日間は、暦の上では梅雨に入る「入梅」の頃です☔
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今年は全国的に梅雨入りが平年より遅く、梅雨明けは平年並みの予想になっています。
雨量は全国的に平年並みか多くなる見込みだそうですが、6月下旬から7月上旬にかけての大雨には注意が必要だそうです…☔
梅雨時には紫陽花などその時ならではの楽しみがありますね…😊
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◆「雨過天晴」特別御朱印
雨が続くと気持ちも何となくじめじめしてしまいがちですよね…☔
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今月の「雨過天晴」特別御朱印に記される「雨過天晴」とは、雨がやんで空が晴れる意味から転じて、芳しくない事態が好転することを意味する言葉です。
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梅雨の晴れの日は「五月晴れ」と呼ばれたりしますが、雨が続いた後の光あふれる夏の日差しは、まるで希望の光が差し込むかのような活力を与えてくれます✨
御祭神の小野篁卿や神社の動物たちは、見事な紫陽花を水の上から楽しんでいます。
水にしっとり濡れた紫陽花はこの時季の楽しみですね♪
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人生には様々な困難や試練がありますが、その中でも希望を見失わず、明るい未来を信じる。五月晴れの光は、「暗雲が立ち込めた時でも、必ず希望の光がやってくる」そんなことを教えてくれるように思います😊
来る夏への期待を込め、紫陽花と光が印象的な「雨過天晴」特別御朱印を奉製いたしました…🎵
◆梅雨は6月なのに…「五月〇〇」の謎
さて、梅雨時に続く小雨には「五月雨」という名前がありますが、この言葉、ちょっと違和感がありませんか?🤔
そもそも、「五月雨」は6月の梅雨を表す言葉なのに、「五月」という言葉が入っています。
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他にも「五月雨☔」を筆頭に、五月晴れ🌞、五月闇🌌、五月空🎏と、「五月」のついた言葉はたくさんありますが、実はそのいずれも“梅雨の頃”を表した言葉なのです。
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実際の日本の雨期は6月初旬ごろ。
何故こんなにも「五月○○」という言葉が存在するのでしょうか。
◆「五月〇〇」の謎、鍵は「旧暦」に!
なぜ梅雨は6月なのに「五月晴れ」なのか…
その鍵は暦にありました📅
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現在では6月のイメージが強い梅雨ですが、旧暦でいうと5月の頃。
「五月晴れ」という言葉も、本来は「旧暦の梅雨の頃の晴れ間」を表す言葉です。それが、近年では清々しい5月の晴れの日を指す言葉として使われることも増えました。
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「五月晴れ」という言葉の意味自体が広がったのです。
そもそも「梅雨」という言葉が一般に定着したのも江戸時代の頃から。
古くは季節を限定しない「長雨」という言葉が使われており、室町時代の頃からは暦に合わせて「五月雨」という言葉が使われるようになっていきました。
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「梅雨」を表す言葉がなかった時代、旧暦の5月、現在の6月の空模様を表現する言葉として「五月○○」という言葉が多く生まれたのだそうです。
こういった暦や文化背景に伴う表現の移り変わりは意外と多く、「梅雨」と書いて『つゆ』と読んだり、本来は「七夕の節句」であるのに何故か『たなばた』と読んだり、日常的に使う表現にもかかわらず、どこか違和感のある表現が出てくることもしばしば。
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こうした違和感は、目印と捉えて歴史や文化を掘り下げてみると、思いがけず当時の背景や感覚・感性に触れることができることがあります💡
ちなみに、6月の月名は水無月(みなづき、みなつき)ですが、これは「水の無い月」ではなく、この「無」は「の」を意味する連体助詞の「な」であるため、水無月は「水の月」。 陰暦六月は田んぼに水を引く月であったため、水の月=水無月とする説が有力なのだそうです。
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水無月は、夏バテ防止を祈って6月30日に食べられる和菓子の名前にもなっていますね🎵
水無月はういろうを三角形に切って冷たい「氷」を表現し、上に小豆を乗せ邪気払いの願いを込めた、この季節の風物詩ともなる和菓子です。
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この時期の季節の表現も奥が深いですね!
気になった表現は、少し立ち止まって調べてみると意外な発見があるかもしれません✨
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