評価に納得いかないときの、のり超え方
学校、会社、ボランティア団体、お習い事…所属する組織からの、自分に対する評価が、とても「的外れ」に感じることって、人生の中でよくあることだと思います。
経営者のアセスメントを生業としてきた自分の経験では、自己評価と他者評価の「ギャップが少ない」人ほど、成功していたように思います。でも、それは成長した結果の、出来上がりの姿。
そんなすごい方々も、かつてどこかのタイミングで、「みんな私のことは分かっていない」と思い悩む時期を潜り抜けてきているように思います。
かつて私もそれに苦しんで、ふてくされていた時期がありましたが、そんな折に先輩から教えていただいたのは、こういうことでした。
「印象は、変えられる」
世の中結局、他人を深く知ろうとする人は少なくて、ちょっとした出来事や発言で、周りの人は君に対しての「印象」を持ってしまう。だったら、その印象をデザインしにいけばいいんじゃないの?というアドバイスでした。
今回退任することになりましたが、浦和レッズの大槻監督は、もともとは浦和レッズの育成組織のコーチ。プロ選手達は下のカテゴリーから上がってきた監督を馬鹿にする傾向があることを知っていたのでしょう。彼は指揮を執る初戦で完全に髪型、メガネを変えて、マフィアスタイルに変えて登場。大きな話題を呼びました。
人の中身はそんなに簡単に変わらないけど、印象は変えられる。積極的にデザインできる。その結果評価も変わる。ということなのでしょう。
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