私が1歩踏み出せた本 ~その1~
『先延ばしは1冊のノートでなくなる』大平信孝著
『アウトプット大全』樺沢紫苑著
『死ぬこと以外かすり傷』箕輪厚介著
この3冊こそが、私をキャリアチェンジしようと決意させるきっかけの本です。その経緯と、私なりの「本の実践」を交えて、紹介します。
ダークサイドへ
2017年9月、私は原因不明の「めまい」に犯されていました。
めまいは、店舗のフロア(前職は外食某チェーンです)限定です。フロアにいて、お客様を見るときだけ「めまい」がし、乗り物酔いのような感覚になりました。あとからわかるのですが、過度のストレス由来の自律神経系でのものらしいです。
当時、私は店長をやっていたのですが、人不足が深刻になり始め、周りの店に迷惑をかけてしまっていました。他にも、そのような店舗はありましたが、私は必要以上に責任を感じていたと、今は思います。
「店長が私だから、アルバイトさんはシフトに協力的ではない??」
「店長が私だから、入ったアルバイトが辞めてしまう??」
「みんなそういう風に思っているでしょ??」
と自分の思考はネガティブな方へ落ちるばかり。深夜勤務のアルバイトもいなかったので、昼の12時から深夜2時までの勤務が続きました。睡眠時間は5-6時間はとれていたと思いますが、不安だらけの脳は入眠前も働いて、 深い眠りなどとれず、朝から鬱蒼とした気持ちで一日を始めていました。
・「ぶっ飛んだ目標」を立てた!
その状況で、たまたま友人に紹介してもらったのが、
『先延ばしは1冊のノートでなくなる』大平信孝著
この本で得たものは、大きいところで、2つポイントがあります。
①ぶっとんだ目標を設定すること
②行動イノベーションノートを書くこと
①のぶっとんだ目標ですが、この著書の中で「思いつくまま、書くこと」「自分にダメ出ししないこと」「欲望のままに書くこと」など、とにかく
“ぶっとぶ”ことを求めていました笑。当時の自分には、全くない感覚でした。それが良かったかもしれません。とにかく現状から抜け出したかった私は、素直に実践し、ノートに記しました。私のぶっとんだ目標、いくつか書いたのですが、一つ紹介すると、「情熱大陸に出演する」です・・・。
・「行動イノベーションノート」を書く習慣がついた!
②行動イノベーションノート、じっくり紹介したいのですが、うまく紹介できるかわからないので、本から抜粋します。
👆こんな感じです。これを1日の始まりの5分程度でノートに書いていく。 (これを書く前に、ぶっとんだ目標を見ます)このシンプルな中に様々な要素が入っているんですよ。
私はビジネス書を読むのが好きで、当時も結構読んでいたほうですが、
継続して実践できたのはこの本が初めてでした。
・継続出来た理由
①簡単なこと
②楽しいこと
③成長実感があること
・・・の3つだと分析しています。この3つの要素は、何かを習慣化したい時は、必須条件ですよね!続かない時は、どれかが「足りない」と思います。当時の自分は、超ネガティブだったので、ある意味現実から離れたいと思うところから、「ぶっとんだ目標」を書きました。そして、昨日のポジティブな出来事にフォーカスしたことを3つ書いて、メタ認知。そして、その日のやりたいことの「10秒アクション」が極めつけ!10秒で良いなんて!!
・現在も続けています!
・・・と藁をもすがる気持ちでやり始めたこの行動イノベーションノートは、4年目に入り、9冊目突入!なんとか続けたかったので、毎日でなくて良い、ただ3連敗は禁止!というマイルールを適用しています。
こうして、「めまい」から抜け出すことができて、ダークサイドに落ちそうなところで、落ちなかったのでした。
次回は「アウトプット大全」について書きたいと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。