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水溜まり。

僕が1番ストレスを感じるのが"停滞感"だ。
「自分は今何をやっているんだろう。」
「自分は何に向かっているんだろう。」
「自分はなんで生きているんだろう。」
こういった具合にネガティブに考え込むのが自分の特性である。

どうしてそう感じるかというと、僕に関わってくれている人たちが総じて優秀だからである。
一種の焦燥感に近い。

周りの友人や先輩方と比べて、
店を持っているわけでもないし
そんなに海外経験が多い方でもないし
売上を上げてきたわけでも、
店舗展開してきたわけでも、
新しい料理やサービスを生み出してきたわけでもない。
周りがどんどん先に進んでいることに対して、
自分は途中で立ち止まっているように感じる。
まさに、そこに大きな水たまりがあるかのように
どう先に進もうかを考えながら。


こういった停滞感から生まれる焦燥感がヒリヒリと僕の心に火をつける。
今できることは何か、今やらないといけないことは何か。
将来必要なことをどんどん先回りして学んでいく種火になっている。
多くの人は、「働きすぎるのは良くない」「考えすぎるのはよくない」「ちゃんと寝ないと身体によくない」「仕事ばっかりで大変そう」と言う。

うるせぇ。

人の心配より自分の心配をしろ。と言いたいのをいつも堪えながら、作った笑顔で返している気がする。
でもそういう言葉が焚き付け材となって僕の心を大きく燃え上げる。
自分なりに頑張っている、なんてのは通用しないし結果が出なきゃ努力とは言わない。
僕は自分の人生の最高到達点に達するまで
何かを学び続けるだろうし前に進むためにもがき続けるだろう。
周りで自分よりえぐい努力をして、
結果を出して、生き生きしてる先輩方がたくさんいるから。

そうして時が来たら、水溜まりがすぐに蒸発するくらいの快晴の下で、ゆっくり大の字になって最高の昼寝をするのだ。

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