良書を読む必要性について考える 9/12
1.まえがき
皆さんは普段本を読みますか?
私は恥ずかしながら学生時代は全く本を読んでいませんでしたが、社会人になってからたくさん本を読むようになりました!笑
本はとりあえず本屋の人気ランキングやAmazonの売り上げランキングから適当に興味のある本を選んでいます。
なぜなら、ランキングの上位にある本は「良書」が多いと思ったからです。
2.良書とはなんだろうか?
さらっと良書と言いましたが、良書とは具体的にどのような本を指すのでしょうか?
字の如く「良い本」であることは間違いないですが、これではあまりにも抽象的すぎます。
「良い」というは人によって様々な考え方があるので表現が難しいですが、私は良書とは広い意味で「人生観を変え得る本」であると捉えています。
あくまで「人生観を変え得る本」で「人生観を変える本」ではありません。
3.「人生観を変える本」とはどのくらいあるのか
良書、つまり「人生観を変え得る本」は世界中に無数に存在すると思います。
しかし、「人生観を変える本」はなかなか出会うことはできません。また、これらの本は人によって異なります。
ひとつ確かに言えることは、人生観を変える本は良書であるということです。下の図のような包含関係を考えていただければわかると思います。(手書きで汚くてすみません。。)
故に良書をたくさん読むことは人生観に影響を与えるきっかけが多いということになります。
4.良書によってどのくらい人生観は変わるのか
先ほどから良書には人生観を変える本があると言っていますが、実際にそれらを読んだときに人の人生観はどの程度変化するでしょうか。
私は結論から言うと、180度変える本は存在しないと思います。せいぜい1.2度変化すれば十分であると思っています。
なぜなら、私たちが生きてきた多数の時間の中で1冊の本をたった数時間読んだだけでその人の価値観が真逆になるほど人の人生密度の薄いものでは無いと思うからです。
では、たった1度しか変わらないのなら意味がないのでは?と思われるかもしれないですが、そんなことはありません。下の図をご覧ください。(手書きで汚くてすみません。。)
仮に本を読むことで人生観が少し変化したとすると、本を読み終わった直後ではそれほど差はありませんが、その人生観を持ち長い年月が過ぎていくと元々の人生観と今ある人生観の差は本を読んだ直後と比べて大きくなっていきます。
このように長い目で見れば少しの変化も意味のないものではなく、必ず価値のある変化になるのです。
5.「人生観を変える本」を見つける方法
では、どのように「人生観を変える本」を見つければ良いのでしょうか?
これは私にもわかりません。笑
ただ一つ言えるのは3項でも言いましたが、ある1人に対して、そこまで人生観を変える本はたくさん存在しないと言うことです。
さらにいうとそのような本の中でも人生観に影響を与えるのは、せいぜい本の1,2行程度の一部であることもよくあります。
つまり、実際に読んでみて半ば偶然出会うようなものなのです。
良書を読んでもそのような本に出会う機会の方が圧倒的に少ないです。個人的に良書を10冊読んで1冊のワンフレーズ出会えれば良い方だと思います。笑(あくまで個人的な感覚です)
このような行為は宝探しをする感覚に似ていると私は思います。なぜなら、あるのかどうかも分からない砂浜の中から小さな金を探すようなことと同じだからです。
だから私たちはたくさん本を読む必要があるのだと私は思います。たくさん本を読むことはそういった人生観に影響を与えてくれる本やフレーズに出会う可能性を高めてくれるからです。
皆も一緒に宝探しゲームでもやりましょう!!笑
6.最後に
最後に私が最近読んだ本の中で、人生観、価値観が少しだけ変わったと感じた本を紹介します。
勿論この本を読めば皆が変わる!というわけではないですが、この記事のライターである私がどう言った本に影響を受けたのか興味を持ってくれる方がいれば是非1度手に取ってみてほしいと思います!
・スマホ脳
・諦める力
・複利で伸びる1つの習慣
・新版 論理トレーニング