【ono no note Vol.99】追い込んだ先の世界、な話
積読(つんどく)
入手した書籍を読むことなく自宅で積んだままにしている状態を意味する用語。最近本をあまり読んでいない。まさしく積読になっている。
これは良くない。読み始めたのに途中で止まっているものもある。「読まなきゃなあ」と思いつつ、なかなか本に手が伸びない。パソコンで写真の編集をしてばかり...。本当に良くない。
ということで、会社で本を借りてきた。
え?読み終わってない本があるのに!?
そうです、借りてしまいました...。でも、これにはちゃんと理由があるんです。聞いてってください。いや、読んでってください...。
僕が本を借りた理由。それは、読み終わらなければならない期限があるから。
いいですか?「借りたものは返さなければならない」と僕は小さい頃に教わりました。あなたもそうですね?誰かからお金を借りたら返さなきゃいけないんです。消しゴムを借りても返さないといけないんです。世の中そういうもんです。だから、鼻がムズムズするからといって、うっかり「ティッシュ貸して!」とお願いしてはいけないんです。そしたら後日、ティッシュを1枚返さないといけないから。
つまり、借りた本は返さなければならないということ。返す期限までに読み切らなければならないということ。
半強制的にそういう状況にしてみた。これでも読まなかったら、読書が向いてないのかもしれない...。
なぜこの本にしたのかは分からない。
置いてある本の中でビビッと来たのがこれだったから。自分、直感を大事にするタイプの人間なもんで。
で、試しに1ページ目を開いてみたら横書き且つ右開きだった。久しぶりの読書。ウォーミングアップのつもりだったのに、フルマラソンを走れと宣告された様な気分。いや、表玄関から入ろうと思ったら、裏口に案内された気分。まあ何でもいい。立ちはだかる壁は高い方が良いからな!!
2020/08/27
DAISUKE ONO
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