【走る×ミット打ち フック編】ラテラル成分の力発揮でダッシュ力を向上させよう。
※こちらの記事は有料記事となります。
『動きのレベルアップコーチング指南役』小野明洋です。
先日は、膝蹴りトレーニングで足が速くなる方法をご紹介しました。
その時の記事は、こちらよりご確認ください。
【走る×ミット打ち 膝蹴り編】膝蹴りで足が速くなる方法って!?
この膝蹴り編の動画は、以前に開催した、
「小野道場:走る×ミット打ち」
にて撮影したものになります。
そして今回公開する記事の内容は、
『フックパンチでダッシュ能力を向上させる!』
というものです。
ちなみに動画自体は、前回の膝蹴り編動画を撮影した、
『ストライクムーブメント小野道場「走る×ミット打ち」』
の時に撮影した、フックパンチ編となります。
ちなみに『小野道場「走る×ミット打ち」』で行うミット打ちの順番としては、
①フックパンチ (今回公開:有料記事)
②膝蹴り (前回公開:無料記事)
③アッパーパンチ(次回公開:有料記事)
となります。
なので見ていただく順番としては、上記の順番で見ていただきたいところです。
が、無料で公開している膝蹴り編だけでも、スプリント/ダッシュ系のトレーニングに役立つと思いますので、ぜひご覧ください!
この記事を読んでもらいたい方々
・陸上競技に関わる指導者・コーチ
・『走る』が必要な競技に関わる指導者・コーチ
・お子さんに足が早くなって欲しい親御さん
・アスリート / 選手
・単純に足が速くなりたい人
これらの方々に、この記事を読んでいただきたいです。
特にミット打ちという特殊なトレーニング方法なので、アスリートや選手個人に読んでもらうというよりも、指導されている側の方々に読んでいただきたいと思っています。
もちろんアスリートや選手の方々に直接読んでいただけるとメチャクチャ嬉しいです!
が、本音としてはアスリートや選手の方々には、直接ストライクムーブメントを受けていただきたいかなと思ってみたり(笑)
ミット打ち前後での走りの比較
ミット打ち前後での、走りの比較動画です。
前回の膝蹴り編でも掲載したものと同様ですが、四つあったものを一つにまとめました。
・腕振りと地面(床)プッシュのタイミングの同調
・ピッチの向上
・スピード向上による姿勢の改善
・骨盤スウェーの減少
など。
ミット打ちによる走りの改善が見られました。
実際の話で、
・ミット打ちを行った翌日に大会でパーソナルベストが出た。
・自身の改善点が明確になり、その後大会で勝てるようになった。
などの嬉しい報告を受けています。
この改善を引き出した、ストライクムーブメントの中で、今回はフックパンチ編をご覧ください。
1・フックパンチでの骨盤スウェーとその改善
動画の内容
・フックパンチ連打
・レジストによるキャッチの確認
・ローテーショナルスクワットパンチ
まずフックパンチ連打で、現状の確認。
ここでみられたエラーは、
・膝と脛の角度のブレ
・足関節の不安定さ
・キャッチ時の骨盤スウェー
このエラー解消のために、まずキャッチ時にレジストを加え骨盤のポジションと脚・足関節における力発揮の仕方を確認します。
骨盤がスウェーしていると、押されるがままに横に倒れてしまいます。なので、足裏の土踏まずを潰すように足関節を回内させ(トライポッドは崩さないように!)、股関節は弱内旋内転を意識してください。
これで、キャッチのポジションをしっかりと確認しておきましょう。
その後、ローテーショナルスクワットパンチで股関節伸展と、それに伴う外旋を確認します。この際に地面をプッシュする方向は、斜め横方向になります。それから普通のフックパンチと同様、股関節の弱内旋内転を忘れないように注意です。
そしてローテーショナルスクワット・フックパンチに切り返し動作を加えることで、キャッチとプッシュの(力発揮の)方向が同じだということを体に覚えさせます。
また、最初のジャンプ・切り返しのジャンプで着地位置がずれないようにすることも大切です。力強くジャンプしようが、速いジャンプにしようが、いずれにせよ身体をコントロールする事が大事です。
このエクササイズを行う場合は、その点にも注意して行いましょう。
2・ラテラル(横)方向への出力発揮
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