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【走る×ミット打ち 膝蹴り編】膝蹴りで足が速くなる方法って!?

皆様

『動きのレベルアップコーチング指南役』
スポーツパフォーマンスコーチ
ミット打ち特化型トレーナー

の、小野明洋です。

今回は、膝蹴りを練習することで足が速くなるのか!?という記事になります。
ご興味ある方は、ぜひともご一読ください!

・足が速くなる、四つの要素

足が速くなる要素に、以下の四つがあります。
・前(高い位置)でエクスチェンジ
・脚の振り上げ/振り下ろし速度の増加
・骨盤のポジショニング
・股関節の屈曲可動域の増大

これらの要素を、膝蹴りミット打ちでトレーニングしていこうというのが、今回の動画です。ちなみに今回の動画は、毎月開催しているストライクムーブメントのイベント「小野道場」にて、
「走る×ミット打ち」
をテーマにおこなったミット打ちを編集、掲載しています。

※ストライクムーブメントとは。
「走る・曲がる・止まる」という、スポーツに必須な能力。これらを安全かつパワフルに行おうというのが、ムーブメントファンダメンタルズです。
ストライクムーブメントは、そのムーブメントファンダメンタルズをミット打ちで直感的に習得しようというものとなっています。

・ミット打ち前後での走りの比較

ストライクムーブメントをやる前と後で、どれだけ走りが変わったかをご確認ください。


後ろからも確認。

ピッチや骨盤の動きが改善されているのがみてとれます。

さて、今回は膝蹴りだけをピックアップしていますが、これ以外にも、

・フックパンチ
・アッパーパンチ

をやっているので、それらも含めてレベルアップしたとお考えください。
ということで、どのような膝蹴りミット打ちトレーニングを行ったのかは、以下のようになります。
※記事の順番は、レッスンを行った順番と同じです。

・膝蹴り/膝蹴りマーチ

この膝蹴りマーチの目的は、

・ヒップロックの達成
・骨盤のポジショニング
・股関節の屈曲可動域の増大

です。
普通の膝蹴りになると過剰に骨盤後傾しがちですが、ストライクムーブメントの膝蹴りは骨盤を立てて行います。前に進んでもらいます。
この時に、遊脚側の股関節をしっかり引き込む必要があります。ポイントには書いていませんが、このヒップロックの達成が走りの動きに重要になってきます。

ストライクムーブメントにおいて膝蹴りを行う際は、近距離に置かれたミットに対して膝頭を鋭角にヒットさせていきたい。そのためには遊脚側股関節がしっかり引き込まれる必要があります。そしてそれを達成するもう一つの要素として、支持脚の股関節伸展(大臀筋の活用)が必要になってきます。

この膝蹴りマーチにおいて、ヒップロックを行いながら前に進む感覚を覚えてもらいます。

・ストレートパンチ → 膝蹴り

次のミット打ちは、
「ストレートパンチ → 膝蹴り」
です。これは支持脚の出力を上げていくことと、膝の振り上げ(股関節の可動域拡大)を目的に行なっています。

ストレートパンチを打った後に前脚に乗り込み、膝蹴りを出す。一見単純なエクササイズですが、この前脚に乗り込むという動きが、案外難しかったりします。
しかし、この前脚に乗り込むという動きがないと、膝蹴りの時に前に出ることができませんし、次の飛び膝蹴りに繋がりません。
なので、ここでしっかり前脚に乗り込んで膝蹴りを出す必要があります。

・飛び膝蹴り

跳び膝蹴りでは、

・脚の振り上げ/振り下ろし速度の増加
・骨盤のポジショニング
・股関節の屈曲可動域の増大

を目的にしています。
特に骨盤のポジショニングは注意してもらいたいところ。
骨盤が前傾しすぎてしまうと飛べませんし、逆に後傾しすぎるとジャンプした時にバランスを崩してしまいますし、着地でこけそうになりがちです。そうならないように、骨盤を立てるように飛び膝蹴りを行いましょう。
また、ミットを高い位置にかまえることで、高く飛ぼうと支持脚の出力発揮をしっかり行いますし、また膝を高く上げようと股関節をしっかり折りたたむようになります。


・二段飛び膝蹴り

二段飛び膝蹴りで達成したいポイントは、ズバリ、

・前(高い位置)でエクスチェンジ

です!
もちろんその他の要素も達成できていないと、後ろにこけてしまったり、二段飛び膝蹴りにならないといったことがあります。
もう、これに関しては、
「高く飛べ!」
「思い切ってエクスチェンジ!」
という注意点を最大限に意識して飛んでみてください。

どうしてもできない場合は、僕にご依頼いただけたらと思います(笑)

・最後に

いかがだったでしょうか。
膝蹴りには、「走る」につながる要素が満載だということを、ご理解いただけたでしょうか。

そして
「走る×ミット打ち」
では、膝蹴りだけでなく、

・加速局面におけるラテラル要素をトレーニングする、フック編
・下半身の出力を体幹/腕振りに伝えるためのトレーニング、アッパー編

があります。
この動画を撮影したのと同時にそれらも撮影していますので、そちらは有料にする予定ですが公開していきます。フック編・アッパー編ともに、足が速くなるためのミット打ちトレーニングが満載ですので、ぜひご購読ください!

・お問い合わせ

「脱・運動オンチ」が合言葉!
『動きのレベルアップコーチング指南役』
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https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdAkDmqVcLhvHE6hTkzEAzcCnid1TGpP1MGNXZmv9B5G5clLg/viewform

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