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飽き性流読書のすゝめ

今年の春上京してきた新卒ちゃん私おのぼりさん(24歳)はなんと読書が出来なかった。どうも活字が苦手というか、読む前から「読むぞ~!」と意気込んでページを開くと圧倒的な文字の量にやる気がそがれる。そしてここぞとばかりに睡眠欲が襲ってくる。
そう、読む前から疲れてしまうのだ。

でも今は数年前の私と違う。

今年は何とか頑張って年に27冊読めるようになっていた。(これでも頑張った方であるということは説明させないで候う。。)

苦手なもの読書、得意なこと睡眠の私が

読書のはじめ方

を話していこうと思う。

読書のきっかけ

これは単純にうちの社長に言われたことがビビッと来たから。

「出会ったばかりの人のことが簡単にわかる質問。それは、最近読んだ本を聞くことだ。読んでいる本でその人の興味関心が分かるし、そもそも本を読む人なのか否かが分かる。逆に自分がそれを聞かれた時にはきちんと答えられる社員になってほしい。」

確かに、若くして「本を読む人」それだけでグッと品格が高まるように感じる。

あと、「読書が趣味です。」これ言えたら超かっこいい。

かっこいい読書家に私はなりたい。

読書のはじめ方

さて、大事なのはここから。

どうやって始めるか、だ。何しろ私は超がつくほどの飽き性。飽き性ジャパン代表やらせてもらってます(?)

でも読書家にはなりたい。ここでは飽き性で横文字が苦手な私がどうやって読書を始めたかについてお伝えする。

1.まずは口から出まかせ

勝負ははじめましての場面。そこでは必然的に自己紹介をする。
そこでこの言葉を言うことをおすすめしよう。

「趣味は読書と言えるようになりたいです。」

うん、これは控えめに言っても魔法の言葉。

するとどうだろう、読書家の方からおすすめの本を教えてもらえたり、
誕生日には本を頂いたり、貸していただく機会が増えた。

まずは発言することで、日々自分で自分を追い込み、本を読まなければいけない状況を作るのである。(もちろん読んだ後は勧めてくれた人に感想を伝えることも忘れない。)

これで土台はOK

2.1日最低1ページ×2週間続ける

恐らくこの時点である程度はやる気に少しは火がつき、机の上にはいくつか本が積まれているだろう。しかし、残念ながら本を積んでみるだけでは読書家にはなれない。

まずは毎日本に触れること。1ページでもいいから読み進めること。
どんなに眠たくてもやる気がなくてもこれだけは続けてみた。

通勤中の電車、会社での昼休み、ドライヤー中、洗濯を待つ間…探せば時間なんて案外いくらでもあった。

最初は無理やり意識してやっていたことも、段々と習慣になり、今では本を持ち歩かないと落ち着かないまでになった。(最近は、カバンを選ぶ基準が本が入るかどうかになってきている)

前までは空き時間に本を読んでいたが、今では本を読むために時間を作るようになった。よし。

3.お気に入りのノートにメモをする

「本を読むだけでは何も残らない。大事なことは自分の中に定着させるためにアウトプットすること。」

もちろん娯楽として物語を楽しむためならメモをする必要もないが、私おのぼりは学びの一環としても本を読めるようになりたい。

知識を知恵にするには、学んだ知識を使えなくてはいけない。
学んだ知識を使うためには、知識を覚えておかなくてはいけない。
覚えておくためにはアウトプットが必須なのである。

そういえば、お気に入りのRollbahnのノートを買ったんだった。
使い道もないし、読書ノートとでも名付けてメモがてら使ってみた。

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本を読んで勉強になったページを携帯にメモし、時間がある時に読書ノートにまとめる。(この時間を取るのが案外難しい。。。)
イラストなんかもつけたりしちゃって。

好きなノートに知識が埋まっていく。この感覚がたまらなく好きだ。
たまに持ち歩いては読み返してモチベーションを高めるのもまたいい。

3.SNSで自己満投稿

読んだ本を自己満でInstagramのストーリーに載せ始めた。
最初は本の記録がてらだったが、思ったよりも周りからの反響がよく、本についての話ができる友人も増えた。嬉しい。(あの人がこんな本を読むのか!という新しい発見もあってなかなか面白い)

何より、「本を読んでまとめているだけ」なのに何故か周りから褒められる。

ここで注目して欲しいのは、かつて読書をすることに一苦労だった私が本を読んでまとめている「だけ」と言う思考に変わっているということだ。
「読書=頑張ってするもの」から「趣味」になりつつある。

このように発信し、周りを巻き込むことで自分で自分を追い込み、
本を読まなければいけない状況を作る。原理は1番と同じ。

4.読書をする自分はかっこいいと思う

周りがスマホをいじっている中、電車で本を読む人はかっこいい。
料理を待ってる間静かに本を読む人がいると目で追ってしまう。
やはり読書家はかっこいい。

自分もそんなふうになりたいと思う。し、読書している時にも自分はかっこいいとか思ってみたりする(痛いぞおのぼり!というツッコミはこの場でスルーすることも忘れない。)

大事なのはどんな自分でありたいかを意識すること。

するとかっこいい自分であろうと行動する、続けることに繋がる。

と、まぁ私の読書法はこんなもんだろうか。

そういえば、読書を習慣化していく中で気がついたことがある。

大抵のことは、ハマるから続けるのではなく、続けるからハマる

多分これに尽きるのではないか。好きなことでも続けることにはある程度の努力が伴う。そりゃあ何も考えずに好きなことだけしていればいいが、私たちは生活のために働かなくてはいけないし、働いたらつかれるし、休みたいし、携帯をずっといじっていたいし、YouTubeばかり見ていたいし、そう。生活をしなくてはいけない。

だからこそハマるために続ける 

そのためにあらゆる方法を駆使して自分に合う方法合わない方法を見つけていく必要があると感じた。人生トライアンドエラー!

あぁ〜可愛いブックカバーが欲しい。

またもやうまく閉まらないが、今日はこれにて。

おしまい

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