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あたらしい朝

レッスンの一コマ。

『昨日までの貴方と今の貴方と、連続なんてしていない』
京極夏彦さんの小説でハッとした文章です。

昨日までの延長としての今日という朝。

また、始まりとしての今日という朝。

ギターを弾くという事において
寝ても覚めても、、。
そうやって積み重ねた事でしか見られない
景色があると思います。

でも、いつの間にか
惰性や錯覚で(昨日までがこうだったから、かくありき)
弾いてしまっている瞬間があります。

昨日までの延長の
色のついた今日みたいな。

もしかしたら、
もっと鮮烈で果てしない今があるのかも、、

冒頭の絵画は三国町の画家、
小野忠弘さんの作品です。

実家に、3枚横並びに飾ってあり
左右の絵は同じモチーフに色が付いていて
真ん中は無色。

ある時父が『昨日、今日、明日』とぼそっと言っていて
なるほどなーと 時を経て思い起こさせます。

いつものことだって、あたらしい出会いなんだなーと。

そんな
色のない今日
あたらしい朝に より出会えたらと思います。
(新年度、改めてよいですね)













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