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何もないのが武器になる?「おじいちゃん・お父さん・孫理論」

皆さんこんにちは、オンリーストーリーの平野です。

こちらの記事は、僕がやっているポッドキャスト『オンリーストーリー平野の#シャチョウラ 〜ここでしか聞けない社長の裏側〜』 の内容を文字起こしして作っています!

株式会社オンリーストーリー代表の平野が、『ここでしか聞けない社長の裏側』をテーマに経営やBtoB営業、個人的な関心事について話していきます!
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今回は・・・
第17回「何もないのが武器になる!?『おじいちゃん・お父さん・孫理論』」の内容についてです!


はい、ということで今回は、僕が23歳かな?社会人1年目で会社を起業したんですけど、その時にお金もない・人脈もない・社会人経験みたいなのも何もない中で、「どうする?」っていう状態の時に、当時の僕が1個だけ考えた作戦があったので、その話をできればと思います。

なんかですね、その当時から言うといやらしいんですけど、程よく時効かなと思うので・・・そんな話です。(笑)

「おじいちゃん・お父さん・孫」 理論??

僕が当時意識していたのが、「おじいちゃん・お父さん・孫理論」というものでして。これはどういうことかと言いますと、そのまま当てはめて、ジャンケンみたいな感覚なんですね。

・おじいちゃんはお父さんに強い
・お父さんは孫に強い
・孫はおじいちゃんに強い

言われてみると、たしかに!って感じじゃないですか?

ジャンケンに当てはめると、グー・チョキ・パーなのか、カイジのなんとかゲームだったら奴隷が王様に勝てるみたいな感じなのか、その解釈は任せますけど、こういうのがあるなと思っています。

僕がこれを当てはめたのが、経営者に当てはめまして。

要は、経営者として起業したての直後の僕とかって「孫」側なわけなんです。僕よりも経営上の何年か先輩の人たちとかは「お父さん」なわけなんですよね。

で、そのままのフィールドで戦おうとすると、絶対にお父さんには勝てないわけなんですよ。

ところが、もっとその人たちの上の「おじいちゃん」
これは年齢的なおじいちゃんっていうだけじゃないです。起業歴が長いだけじゃなくてステージなのかもしれないですし、ここの方々がいらっしゃると。

そこの人たちと僕たちは相性がいいんじゃないかっていうのを当時の僕は考えましてですね。その人たちの力をうまく借りていって、この人たちと繋がらせてもらったり、その人たちの力を借りられるようなモデルを作ることができれば、「お父さん」の人たちも巻き込んでいってうまくやれるんじゃないか?ってことを考えてきました。

何も持っていない人ほど、実は持っている説(?)

その時に考えていった「若者」の強みや性質というのが・・・
【信頼されにくいけど、応援されやすい】というものでした。
 

🔸例えば、僕が何かモノを売ろうと思った時
家電量販店で洗濯機を売ろうと思った時に、やっぱり家電量販店の洗濯機を買うってなったら、洗濯機にめっちゃ詳しい人から買いたいわけです。
なぜなら、その人の信頼があるから。

すごいお金を払ってもらう時には、やっぱり信頼がないといけなくて。
その時に僕らはやっぱり、なかなか洗濯機をずっと売ってきた人たちの知見に比べたら絶対に勝てないなと。そういう風に思いました。

じゃあ僕らが持っている強みとしては、一方で応援されやすさってところは何も持っていなければ持っていないほど、実は持っているんじゃないかなと(なぞなぞみたいですけど😛)考えました。

例えば、僕らそこで経営者の無料インタビューサイトっていうのを当時作ったんですね。経営者の無料インタビューって、表現が適切かわからないですけど、僕が「おじいちゃん」の気持ちの時に、「お父さん」層に対して何かを教えたい欲よりも、「孫」層に対して教えたい欲の方がやっぱり強いわけなんですよ。いろんな観点で。

それだったら、「孫」層に時間を使う
どうせだったら、教え甲斐がある!とか、素直さが良い!だったり、そういうものがあるなと思っていまして。

それと「無料」って僕が相性がいいなって当時思ったんですね。

なので、その応援されやすさっていうものを僕らは経営者のインタビューに形を変えて、実際にその「おじいちゃん」層の経営者の人たちに対して、無料で取材させてください!と時間をいただいて、どんどんアプローチをしていきながら毎回その人たちに、無料で取材をする代わりに次の人を紹介してください!っていう「笑っていいとも!」の形式でどんどん繋がりを作っていって・・・みたいに広めていきました。

まぁ、何が言いたいのかといいますと・・・

「何も持っていないからこそ、持ってる」

って確実にあると思ってるんですね。

例えば、自分が高校生の時って、今から振り返ると「結構色々持ってたな」とか「あの時もうちょいこういう風にできたな」とかってあるじゃないですか。

でもその時って、高校生で何も持ってなくて・・・って思っていたりがあると思うんですけど、実は持っていない時だからこそ持っている武器っていうのがあったり、自分より上の人がいた時に、実はもう1個上の人たちはまた違う論理で動いていたりするから、全部そこと同じような戦い方をしなくてもいいんだな。っていう、思考法じゃないけど、そういうのが頭の片隅にあると、自分が何も持っていない時とかに意外とうまい武器になったりするので、個人的にすごくいいんじゃないかなと思っています。
 


そして、「自分の特性」と、「その特性と相性がいい人たち」
これがたぶん本当のペルソナとかターゲットになると思っていて、その人たちにどういう角度でどういうフックを刺していくのが良いのか?とかを考えながらやっていけると、マーケ効率が上がるかもしれないですし、自分の繋がり戦略の部分をハックできるかもしれないですし、おもしろいんじゃないかなというところで。

これを当時の僕が言うと、あまりにもいやらしすぎますので(笑)
ちょっとこれで「平野ってこうだな」とか思わず、温かい目で(耳で)聞いていただけたら今後もこういう話がしやすいんじゃないかなと思っている次第でございます。

では終わります。ありがとうございました!



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それでは、18回目の記事もお楽しみに・・・!!


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平野哲也:オンリーストーリー代表
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