新規事業の心得
皆さんこんにちは、オンリーストーリーの平野です。
こちらの記事は、僕がやっているポッドキャスト『オンリーストーリー平野の#シャチョウラ 〜ここでしか聞けない社長の裏側〜』 の内容を文字起こしして作っています!
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今回は・・・
第19回「新規事業の心得」の内容についてです!
今回のテーマ
はい!ということで今回は、
「新規事業」についてちょっと話したいなと思います。
10年近く経営をする中で、たぶん新規事業はリアルに30個くらい作ってきたんですよ。これ、「作った」っていうのは本当に作っていて。なんかその、アイデアだけで終わったとかじゃなく、実際にちゃんとLPみたいなのを作っていって営業活動をしていって、そういうのも含めて本当にいろんなことをやってきました。
どんなのものをやったとか、その中でどういうしくじりをしたのかとか、どんな学びがあったのかとか、そういうところをできる限りリアルにお話しできればなと思っています。
これまで平野が作ってきた数々のサービスたち(成仏)
まず、どんなものを作ったのか?というところで・・・
作りすぎてちょっと覚えてないんですけど(笑)最初は僕ら、インタビューサイトとかから作っていって、失敗とかピボットとかする過程でも実はいっぱい作ってるんですね。
覚えているのが、ワナビーズっていうのが、「I wanna be 〜」っていう人たちを集めていて、その「wanna be」を持っている人たちと、そういう想いとか気持ちを持っている人たちを採用したい企業のマッチングサービスみたいなものを作っていて。
これはまあ、しくじりましたね。はい。😅
なんか、ワナビーズ逆求人みたいなのも作っていてですね。今度はその両方を作ったんですよ。ワナビーな思いを持っている企業側を取材して、記事にしていって、学生とか求職者側からアプローチできるようなものも作りましたし。逆に言うと、個人の将来こうなりたい!とかを記事にしたりグラフにしていったサイトとかのちゃんとしたものを作っていて。
この辺もミスりましたね〜。😅
あとは何だろう、BtoBの購買版のAmazonみたいなのを作りたくて、ビートバイとかビートベストとか、そういうシリーズもいっぱい作りましたが、この辺も結構ミスりましたね。😅😅
いろんなBtoBの商材を載せていって、サイト上からユーザーがサービスと買えるようにしていったりとか、そこからのインセンティブやそこ経由での特典とかを作っていったり、メンバーの声を載せたりしていって、レコメンド情報を入れて・・・みたいなのをやったんですけど、全然ミスりましたね。
😅 😅 😅
あとオフライン版だと、経営者インタビューと似た仕組みで「経営者の無料の靴磨きサービス」みたいなのを作りましてですね。靴磨きを靴職人が無料でするので、靴磨きをしている間にいろんな企業さんの紹介をして1~2社とか会ってくれたら無料になります、みたいなのを作ったんですけど、これもダメでしたね。😅
なんだろうな〜。あとは、何か買いたいものとかがあったらいつでも相談できますよ・発注できますよ〜みたいなサービスを作ったら、「ヨット探してください」とか「屋根のこう言うのをやってください」とか意味わかんない発注ニーズとかが集まっちゃって(笑)それもすごいミスりましたね。😅
あとは、世の中全体から会いたい会社を探す「探すんぼ」っていうのを作っていて。これもニーズを教えてくれたら僕たちがマッハで合うサービスを調べて親切にやります!みたいな(爆笑)これもまぁ、沈んでいって......😇
(成仏しますように……)
今みたいなのがめっっっちゃまだまだたくさんあるんですけど。喋るとそれだけで終わっちゃうくらいあるんですけど、まぁ、とにかく、マジでいける!と思ったアイデアとかをたくさん殺してきたり、難しいなっていう経験をたくさんしてきました。
その中から多少なりとも学んだこととかを話していって、僕みたいな「新規事業」のしくじり先生を少しずつ無くしていければなと思っています。
新規事業で大事なこと
新規事業とか新しいものを作る時に、やっぱり一番大事なのが、
今お話ししたくらいにはミスるってことですね。
(100個作って3つくらいしか当たらないよとか、1割だよとかの打率はわからないですけど)
まずそもそも基本的に、新しいものを生み出すのはそのくらい難しいことだと思っていて。それはアレですよ、すっごい天才的にセンスがある人とかでうちは上手くいってるけどあの会社はこうですねっていう事例はありますけど、本当にそれははぐれメタルというか、結構外れ値なんですよ。
それでも大事なのはやっぱり、挑戦し続けることだなと、心から思っています。
💪
ただ、その時に忘れちゃいけないのが、
「ちゃんと反省をしてから挑戦をする」っていう順番だと思っていて。
挑戦が大事だから!っていう名の下に、ただどんどん作っていくだけだと、周りの信頼貯金も使っちゃうし、新規事業とか新しい挑戦の1番の弊害って「前もこれやったけどダメだったじゃん」とか「新しいのやったけどこうじゃないですか?」とかが染みついちゃうことだと思うんですよ。
で、これ染みつくのはいくつかあって。自分に染みつくのはいくつかあると思うんですけど、自分の周りにも染みつかせちゃうんですね。だから非常に難しく、最初であったり若いほどに「まずやってみましょうよ!」ってなるんですけど、「でもこうですよね」っていうのが良いブレーキの場合もあるんですけど、新規事業に良いブレーキってあんまりないんですよ。
強いて言うなら、止め方として、
❌「〜〜〜で、前もこうだったから無理ですよね」じゃなくて、
⭕️「〜〜〜で、前もこうだったから、こうやれば良いんですよね」ならOKです。
伝わります?
「〇〇だから、こうやったら上手くいくんじゃないですか?」って方面なら良いんですけど、「〇〇だから無理ですね」って言う方面は難しいんじゃないかなと思っています。
新規事業の心得
あと、新規事業をいっぱい作っていく中で、「新規事業の心得」とか周りの人たちが把握することがすごく大切だなと思っていて。
僕が「新規事業を見守る人の心得」みたいなものを作っていて。
このメモが深夜に作ってるんですよね。なのでちょっとわかりにくいこともあるんですけど。漠然と、それを読んでいければなと思います。
なんか言うてますね(笑)なんか書いてます。
これは前提として、全部が正しいわけではないかもしれないです。わかんないです。いろんな作り方があるじゃないですか。なのでアレなんですけど。
新規事業を作る人っていうよりも、周りの人たちがこう思っていないと持たないって話だと思うんですよね。
例えば、見切り上等でまずやってみて、トップダウンでアジャイルで進めましょう!みたいなのって、新規事業を作る人はそう言うんですよ。自分に都合良く進めたいから。
で、どちらかというと周りの人が「そういうものだ」くらいで、そういう思想でやってるからめっちゃ変化が起こるんだろうな〜とかって思っていないとしんどくなっちゃうからとか、そうしないと結局やろうって言ってた人たち側が動かないよね、とかを言いたくて書いたんじゃないかなと思っております。
ベンチャー企業はアドベンチャー?
個人的に思うのが、ベンチャーってやっぱりアドベンチャーから来ている部分があると思っていて。ベンチャーが死ぬ時ってお金がなくなる時でも人が離れる時でもなんでもなくて、「挑戦しなくなる時」だけだと思っていて。
挑戦しなくなる最大の原因は、アンラーニングだと思うんですよね。
過去にこうやって無理だったから、こうやってみてダメだったから、「だから無理ですよね」になることが死ぬ瞬間だと思っていて。
「だから次はこうしよう!」はめっちゃ良いと思うんですよ。
盲目的にただ、失敗を恐れず挑戦すればいいよねっていう言葉の名の下に、反省も何もせずにやるってことを推奨したいわけでは絶対的になくて。
それによるデメリットよりも、ベンチャーがアドベンチャーしなくなることのリスクの方が大きいなと思っています。
とはいえ、これはめっちゃ難しいです。
だから、社内で新規事業コンテストみたいなのをやって上手くいくケースとかも、たぶんリクルートさんぐらいしか上手くいく世の中ではないと思っていますし。サイバーさんとかでも、最初は藤田さんがガー!っと立ち上げをやっていたりするように、PMFまでは属人でハイタッチであって、そこから仕組み化・型化とかになっていくべきだから、最初から仕組み化とか再現性とか型化とかを新規事業とかその周りのフォロワーが言うべきではないと思っているし。既存企業と新規事業の間のリソースの食い合いもあると思うから、そこの納得コストとかの部分も難しいと思っているし。
いずれにせよ、そのくらいカオスで非合理で、納得できるものではなくて。それでも挑戦しなければいけないと本人と周囲が認識して初めて、なんとかなるものが新規事業なんだなと思ったりもしているので。
僕も頑張るので、皆さん、挑戦していきましょう!!
というところで、今日は終わりにできればと思います。
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