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守れない約束があった。それは多分、記念日だから。 x x x 「秋思郎さ…
←前編(1/2) 「いよいよ、本当かも知れねえと思えちまったよ」 今はまだ辞めません、改…
手のひらから零れ落ちた栞が、瞬間、ふわりと片羽を持ち上げて、その後を絨毯へと垂直に降り…
←前編(1/2) 「……ユエムには、どう映った?」 昼前には話してあった、妹が感染してい…
ぱちんと弾けた後の静謐。思い出す、ゴム風船のその中に、仕込んでいた紙吹雪みたいに。 「…