体の健康 「医者いらずの生姜辞典」①
体の健康 「医者いらずの生姜辞典」①
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著者:石原結實
石原結實さん
東京で漢方薬処方をうるクリニックを経営、また伊豆で健康増進施設であるヒポクラチック・サナトリウムを運営する。
1 石原先生と生姜
①漢方を研究するにあたり、生姜が6〜7割使われていることに気づく
②生姜ブームの火付け役
2 生姜の効能①
血圧低下、血栓を溶かす、うつを防ぐ、免疫力を上げる、発汗解熱作用
痛みの軽減、めまいの抑制、殺菌作用などなど
3 生姜の効能②
体を温める⇨日本人の低体温化、冷え、陰性体質に効果あり
4 冷えの原因→病の原因となる
運動不足、減塩、水毒、入浴しない等
5 生姜の歴史
インド→神からの治療の贈り物、万病を治す力があるとしている。
ギリシャ→ピタゴラスが消化剤等に使っていた
ヨーロッパ→貴族しか食べられないほど高価
アラビアンナイト→媚薬として使われていた
孔子→食事には必ず使っていた
6 漢方の原点
生姜は体内の全ての臓器を刺激して活性化させ、体を温める。
代謝を調節し、体内の余分な体液を取り除き、消化を助け万病を防御する
7 生姜のパワー(体調編)
①体を温める(血流の促進)
②免疫力を高める(白血球の数の増加し活性化)
③むくみをとる(腎機能を高める)
④解毒作用(排泄、発汗で血の汚れを浄化)
⑤抗酸化作用(薬味の中でも最高の抗酸化力がある)
⑥消化吸収を高める(胆汁の分泌促進)
⑦不妊改善(精子の活性化、生理不順の改善)
⑧解熱作用(発汗により、解熱鎮痛剤の効果)
⑨鎮痛、消炎作用(生姜サプリを使用しているアスリートもいる)
⑩咳を止める(抗菌作用で根本原因を除去)
11 吐き気を止める(つわり、船酔い、抗がん剤の副作用に使用)
12 抗菌、抗ウィルス(風邪、食中毒等に使用)
13 めまいに効く(内耳の血行促進、メニエールに効果的)
8 生姜のパワー②(疾患編)
①血圧の改善(血管拡張、気力増強)
②心臓を強くする(心臓の収縮力を高める)
③抗生物質の働きを強める(使用量を抑える)
④血中コレステロール低下(胆汁排泄促進)
⑤血栓症を防ぐ(血液サラサラ)
⑥抗潰瘍(かいよう)作用(副作用なしで抗菌)
⑦うつ(脳の血流・気の流れを改善)
⑧がんの改善(体温アップ、血液浄化、抗菌)
⑨アルツハイマー(クルクミン、血液改善)
いかがでしょうか。数多くの生姜の効果はあります。
次回は健康生姜生活の実践例について解説したいと思います。
自分の主治医は自分自身である、をテーマに医者いらずの体をともに目指しましょう!
よかったら皆さまの大切な人へも広げていただければ幸いです。
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