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【教育者たれ】教育と指導の違い

はじめに

こんにちは。
本ブログページへ訪問して頂きありがとうございます。

今日は「教育と指導の違い」と、「弊塾が取り組んでいる教育方法」について書いていこうと思います。

意味の違い

2つの言葉は、英語で
「教育」 = "Education"
「指導」 = "Teaching"
という単語で表されますが、"Education"は

外に引っ張るという意味を持っているのに対し、"Teaching"は

古英語の"tæcan"(指導・指摘・示す)という言葉が語源となり、

教え込むという意味を持っています。

比較をすると

教育とはアウトプットさせること。
指導とはインプットすること。

このように明確な違いがあることが分かります。

教育者たれ

私達は、モノを教えるだけでは教育者失格であり、ただの指導者であると考えています。

これは、学校の先生や塾の先生、親御さんなど教育者という肩書きを持つ人全員に共通することです。

教育者として

子供達が自発的に学ぶよう仕掛ける。

この仕掛け作りが教育者の一番の仕事なのだと思います。

引き出し方

少し、嫌な書き方をします。

人間の意欲は「報酬」を与えることで簡単に引き出すことができます。

例えば「テストで100点を取ったらゲームを買ったあげる」といった具合に予め成功報酬を提示すれば、子供は報酬を目指して邁進します。

無論、これは子供達の意欲を引き出す教育方法としては不合理です。

教育とは長期に渡るため、一度報酬を目標に学習するマインドを持ってしまうと、以降報酬がないと学習する意味を失ってしまうからです。

その為、子供たちが内的動機から学習するようにする為、私達は長期的な目標設定と講師の対話術に拘り教育活動を行なっています。

長期的な目標設定

弊塾では保護者と生徒のヒアリングを重ね、各生徒の長期的な目標を明確化させています。

生徒の年齢によって内容は変わりますが、

①こんな職業・業界に興味がある
②どの程度のスキルが必要
③その為にやるべき事がAとBとC

といったように、生徒自身が勉強を「やらされている」のではなく「やっている」ことが自分自身で理解できるようにしています。

対話術

あまり詳しくは共有できませんが、数ヶ月に1回の頻度で行う講師ミーティングで

・話し方
・伝え方
・褒め方

を共有すると同時に、塾の教育方針と仕掛け方法の周知徹底をおこなっています。

オンラインでの授業ということもあり、私達は画面を通じてのインテラクションに凝って授業をしています。

例えば、表情を豊かにしたり、手や体を使って画面上の動きを大きすることが挙げられます。

最後に

インプットしたものをアウトプットするまでが教育であり、教育者とはそれを後押しする存在です。

仕事や育児、家事でこれをご家庭で実践することが難しい状況の方もいらっしゃると思います。

そんなご家庭を支えていく存在が塾であると思いますので、もしそんな状況下にありましたら、ご連絡いただければと思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。


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