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ちょっと前のOEMマザーボード MSI H61MU – S01 (B3) を延命してみたお話。

 10年くらい前(2011~12年頃)のBTOパソコンなどに使われている MSI H61MU-S01 (B3) というマザーボードがある。マウスコンピューターとかさらにソフマップなどで売られていたパソコンで使われているOEMマザーボード、e35 を基にしてHIMDポートを省いたりしたやつ、詳しくは知らないけど。Micro ATXサイズ、LGA1155、Intelの第二世代Coreiシリーズ2000番台のCPUが載ってる。

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MSI H61MU-S01 (B3)

 だいたい10年前のスリムタイプのデスクトップパソコンを令和になって今さら延命する価値があるか分からないけど、特に不自由なく使えるようにやった事のメモ。

■BIOS for MSI H61MU-S01 (B3) (MS-7680)
 OEMのマザボはメーカー製PCと同じようにBIOSの更新、提供が期待出来ないのだが H61MU – S01 でググッてみるとOEMマザーのBIOSがあって、当時のもので2012.1.13の22.5が最新、サイトはunofficial …非公式って事だが、開設者に感謝。

 ダウンロードして中身のファイルをUSBメモリに展開して、BIOS画面からセーブとかロード選ぶとこの下の方にあるM-FLASHって方法で更新。M-FLASHで USBメモリのBIOSのファイルを選択する、これはお前のパソコン向けじゃない、システムが違う!(意訳)と警告が出るが、そのまま書き込んで大丈夫です、マザボの型番は合っているので勢いでやってしまったけど。更新する前に一応、現在のBIOSをセーブしておいた方が良いかも。e35はやめた方がいいと思う、S01の基にしただけで別のモノだ。

(追記)ケースファンの音がうるさくなる(フルパワーで回る)のでBIOS設定で変えること。あと、省電力機能(待機状態)が良く分からないので結局元に戻した。(オリジナルの消してしまっている場合はxp対応のやつが使えるのでそれで上書き。)そもそも、BIOS更新なんてしなくても良い。

■CPU Intel Core i5 - 2500s
 元々 Pentium G630 というのが載っていたので、LGA1155 の同じ世代の同じTDPのCPUから Core i-5 2500s に載せ換え。初回のPC起動時に CPU が変わってる!設定しろ!(意訳)と言われるが、まぁ、そのまま素直に従えば次からは普通に動く。i7 2600sでもいいけど高いし、オクとかメルとかの差額でグラボ(GT1030)が買えるかも。TDPは単純に消費電力じゃなくて熱設計電力。300Wくらいの怪しい電源が載ってるし。

(追記)その後Core i7 2600s が安くなってきたので換えた。やはりこちらの方が快適。

■グラボ NVIDIAのGT1030
 CPUをG630 から i5-2500sに換えたので内蔵グラフィックの性能が少しは良くなるのだが、ドラクエベンチのスコアで200くらいしか変わらんかった。どうせ延命するなら載せてしまえと ASUSの GT1030-SL-2G-BRK 。ネット見渡すと認識するとかしないとか色々出てるけど、普通に動く。ファンレスのロープロだと選択肢が少ないので、玄人志向とかのファン有りでもいいかも、ヒートシンクはかなり熱くなる。

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■メモリ増設
 メモリも公式?では最大8GB となってるけど、やってみたら16GB載る。メモリスロットが2本しかないので8GB ×2枚。

■SSD増設(追記)
 2.5インチのSATA接続内蔵SSD、電源ケーブルはコネクタ余ってるし、SATAポートが空いているのでそのまま付けられる。

USBポートと2.5インチマウンタの3.5インチベイ用アクセサリ

■追記(結局のところ中身を総入れ替えしたお話は↓↓↓に続きます。)


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