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コーヒー豆専門店 豆蔵 さんに行ってみた

 コーヒー豆専門店、今までだったら決して足を踏み入れることのない場所でした。しかし、コーヒーカウンセリングを受けて、自分の好みの豆が見つかり、教科書(おいしい珈琲を自宅で淹れる本)も読了して知識をインストールした今だからこそだったと思います。

 ちょうど、用事があって札幌市の決して行くことのない町に車で移動中「コーヒー豆専門店」という看板が目に入り、店の前を通り過ぎるとレトロな雰囲気の建物の中にそのお店が。一旦通り過ぎたものの、「ちょうど飲んでいたコーヒー豆がなくなって新しい豆を買おうと思っていたところだったし…」そう思い立って引き返し、立ち寄ることにしました。

 店内にはケーキ屋や肉屋のようなショーケースがあり、そのケースの中には大皿の上にコーヒー豆が。手書きのポップに豆の名前がずらり。教科書にのっていた「ブラジル」や「マンデリン」などの名。そして「ブレンド」。自分の中ではもう決まっていた「エチオピア」は上から3列目の段に発見!100g単位の計り売りだったので、迷わず200gを購入することに決めました。

 「エチオピア200gお願いします」

 ちょっと驚いた様子で、200gを計量してくれて、写真のような袋に入れて密封してくれました。

 「酸味のあるコーヒーが好きなんですか?」

 ここで、コーヒーカウンセリングと教科書で学んだ、コーヒーの味は酸味と苦味の度合いで表され、エチオピアは酸味が強いのが特徴、そして自分はそれが好みであったことから、

 「はい」

 そう自信をもって答えられました。

 「横の豆は、甘味があって次はそれがおすすめですよ」

 自分の世界を広げてくれるような予感の一声。これぞリアル店舗での価値。次買おうかなと思いながらもお会計を済ませて後にしました。

 コーヒー豆を選ぶ楽しみに加え、店員さんとコミュニケーションをとったり、コーヒーについて情報交換できたりと、うれしいことが増えました。

 今までは、買い物はネットでいいと思っていたのですが、コーヒー豆を買うときは、その店主がどんな想いをコーヒーに乗せているのか、そんな付加価値を自分が欲していることに気づきました。

 どんな人がこのコーヒーをローストしたのか。コーヒーを飲むときに、この豆を、どのように店主は評価しているのか? どうしてこのローストの加減にしたのか? そんなストーリーを知りたい。

 そして、どうして店主はコーヒーの仕事についたのか? どこで修行して、どのようにして開業し、操業してきたのか… そんな人柄も知りたくなるのも、コーヒーならではの魅力ではないでしょうか。

 コーヒーのパッケージを開くと、まずは豆の甘いいい香り。ここでまず1しあわせ。豆を挽いてみて、アルケミストコーヒーで購入した豆と、引きごたえというか、抵抗が違うことに気づきました。「これはローストの加減なのだろうか?」など考察しながら挽きおえ、ペーパードリップ。香ばしい香り。

 飲んでみて、「あ、違う」

 最初に香ばしさが際立ち、それから酸味が。アルケミストコーヒーよりも、どちらかというと酸味がやや抑えられて甘味・苦味もあり、一般的なブレンドコーヒーに近づけている感じでした。

 違いがわかる喜び。


 珈琲豆専門店 豆蔵 さんはこちら

 アルケミストコーヒーさんはこちら




 本日も、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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 では、次の記事でお会いすることを楽しみしています。

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