一冊決まると次々に欲しい本が見つかる現象に名前を付けたい。
会社でPCに向かっている時、ふと本屋に行きたい衝動に駆られた。
「新しい本が欲しい」
それはきっと
先週末SPBSに行ったのに、読みたい本が見つけられなかった残尿感と
29歳の目標「本をたくさん読む」の進捗が芳しくないのに、誕生日があと2ヶ月後にやって来てしまう焦燥感と
今日このまま直帰しても絶対ぐうたらしてしまう自分への自戒の念
から来ている気がして、18時に退勤し麻布台ヒルズの大垣書店へズンズン。
わりかしコンパクトな店内で、小説、漫画、洋書まで舐め回すように徘徊して30分経過。買いスイッチが入らず絶望。せっかく来たのに。
その時ふと目に入ったのが
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(三宅香帆)
これこれこれ…!
去年20代ラストイヤーを迎えるにあたって自分を振り返り、反省したテーマが
本のタイトルになっている……!
決めた!という一冊を手に取ると、あれよあれよと読みたい本が見つかる現象、あれ何なんでしょう。結局計5冊買ったんだけど。
カフェで5冊全部ちょっとずつ読んでみたら、もれなく5冊全部面白くって、自分のアンテナの高さに惚れ惚れした。
本を読む子に育ててくれてありがとうお母さん。
最近古本ばかり選んで買っていたくせに、急に本に8,305円かけちゃったけど、たまにはいっか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?