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ド素人がゲームマーケットに初出展し完売した話【ボードゲーム制作】

こんにちわ、ボードゲーム制作サークルおにもちぱんです。
このたびゲームマーケット2023秋に初出展し、初作品HIDE and SHARK完売いたしました!
うぉぉぉぉぉぉぉ!!!やったぁぁぁぁ!
というわで、初出展に向けて色々やったことを忘れないうちに、noteに記しておくこととします。
同じく、ゲムマに出展してみたいな~と思う方の、ほんの少しの参考になれれば幸いです💦

HIDE and SHARK(ハイド・アンド・シャーク)

1.なるべく経費を抑える

【印刷費】
今回、萬印堂さまのベーシックパックを使用しました。
本当はクラウドファンディングで資金を集めて、最高級の素材にしようと思いましたが、目論見外れて失敗しました。浅はかなり!
このベーシックパック、カード36枚という制限はあるのですが、安い、印刷は綺麗、なにより箱が化粧箱!と驚きの条件。初めてゲームを作るならマジでオススメ。
【人件費】
ゲームデザイン、イラスト、カード・ロゴ・パッケージ等のデザイン、動画作成、これらを本格的に外注すると、金が湯水のように飛んでいきます。だからこそクラウドファンディングをやろうとしたわけですが…浅はか!
魅力的なイラストを描くには熟練の技が必要ですが、それ以外は自分たちでできる!と覚悟を決めて取り掛かりました。勉強あるのみ。
結果、プロにははるかに劣るデザインとは思いますが、おおむね納得のいく作品が出来上がりました。やればできる!

2.めっちゃ宣伝する

今回、ゲムマに出展するにあたって一番重要なのはこれだと思っていました。今回やった宣伝を下記に記します。
【SNS】
私はX(旧twitter)一本に絞って宣伝しました。自分から発信するのはもちろん、他者の『自薦・他薦問わずオススメ教えて』という発信にも積極的にリプライしました。果たしてこれ、本当に効果があったかは未定ですwやらないよりはやった方がいいのかなぁ。教えて偉い人。
【youtube】
動画は強い!文字より映像!けど本格的なプロに頼むと高い。経費を抑えるなら自分で動画編集ソフトを覚えるしかないです。頑張って!長い動画はどうせ誰も見てくれないだろうから、短く分かりやすくインパクトのある動画にした方がいいと思います。うちは猫さまに出演していただきました!
【ゲームマーケット公式ブログ】
書いたほうがいいです。SNSよりこっちの方が大勢の人が見てくれる。あんまり書きすぎるとウゼーと思われるので週一くらいで書いていました。ゲムマ当日のブログを見てくれて、ブースに来てくれた人がいたのは嬉しい!ただ既読数が見えないのが難点💦
【試遊会】
大事。たぶん一番大事。自薦より他薦です。色んな人にゲームを遊んでもらい、SNSに感想を書いていただくのは本当に強いです。もちろん自分も遊んだゲームは感想を書きます。広まれ他薦の輪!
ボードゲーム制作者と知り合いになれるのも嬉しいですよね。制作論議したい。

3.黒字を目指す

1.の経費を抑えるのと似ていますが、こちらはゲーム本体の値段設定。色んな考え方があるかと思いますが、ある程度黒字を見込んでの値段設定にした方がいいです。HIDE and SHARKは小箱ゲームで2,000円の値段設定にしましたが、このあたりがギリギリ黒字の分水嶺でした。
身を削って赤字覚悟の値段で売るのは間違いです。面白いと自信のあるゲームなら、きっとお客さんは買ってくれるはず!そのためにも、いかに面白いゲームなのか宣伝が大事ですね。
初出展なので色々と諸経費が掛かってしまって結局赤字でしたがw


以降は結果的にやってよかったことをツラツラと書いていこうと思います。

1.テーマを『サメ』にしたこと

今回ゲームを作るにあたって、どういうゲームならお客さんが買ってくれるだろうかという考えから、最終的にサメがテーマになりました。
ゲームマーケットでなぜか根強いサメ人気。なんで?
ちなみに私の一番好きなサメ映画はディープブルー。サミュエル・L・ジャクソンが食われるシーンと、ヒロインが食われるシーンが好き。
閑話休題。
当日も、サメ目当てにゲームを買いに来てくれたお客さんが多く、サメを初回作のテーマにしたのは大正解でした。需要と供給!

2.パーティーゲームにしたこと

HIDE and SHARKは2~5人までのプレイ人数に設定しています。が、普通に9人まで遊べます(試遊会で実証済み)。さて大人数で遊べるとどういう利点があるか。
試遊会で一度にたくさんの人に遊んでもらえます!
試遊会は限られた時間の中で、各自のゲームを遊んでいただく会なので、自分のゲームを何度も遊んでいただくわけにはいきません。
だけどプレイ人数が多ければ、一度に多くの人に遊んでいただけるわけです。これはガチで強い。HIDE and SHARKの基本は神経衰弱なので、プレイ人数が増えてもゲーム時間が変わらないという利点もありますし。
知名度ゼロの私が最初に作った作品が、お手軽小箱ゲーだったのは僥倖だったのでは…。

3.ツールを覚えたこと

主に覚えたツールは2つ。『Illustrator(デザインツール)』と『AviUtl(動画編集ツール)』です。
このうち、Illustratorはボドゲ制作の神!覚えておいて損はないです!間違いなし!使い勝手が抜群。
今回、ゲーム本体、チラシ、名刺、ブースクロス…すべての印刷物をIllustratorで作成・入稿いたしましたが、印刷まじ綺麗。Illustratorしか勝たん。

4.デザイン力をつける

illustratorは神と言いましたが、言うてただのツールです。illustratorを使いこなすにはデザイン力が必須。
というわけで、デザインの本を買ったり、図書館で借りたり、必死で勉強しました。デザイン力は身につく。
名刺のデザインも楽しかったです。とりあえずダサいデザインにならないよう気をつけてますが💦もっとデザイン力が欲しいよぉ…。


他にも書きたいことは山ほどあるのですが、長くなるのでこの辺で。
このたび、HIDE and SHARKを買っていただいた方々、本当にありがとうございます。
色々な方の助けがなければ、無事ゲムマでの出展に至らなかったと思います。
そしてこれからゲーム制作をやってみたい!という方がいれば一つだけ。

ゲーム制作楽しいよ!(苦しいけど)







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