【報告】ウガンダ：隔離施設で過ごす人々に［2週間分］の食糧支援を緊急実施

　 　　　　　
ウガンダでは、南スーダン国境で感染者が増え、それに伴い、北部地域の隔離施設に収容される人数も増えてきています。
　　　
ただ、南スーダンに近いモヨ県やアジュマニ県に比べれば、グル県やアムル県での隔離施設の収容される［感染者］の人数は抑えられてきました。
　
けれども、アムル県では市中感染やヘルスワーカーの感染事例も発生しており、今後も隔離者の人数が増えていく可能性が高くなってきました。
　　　
写真は、アムル県パボー地区の隔離施設の写真で、ここには［27名］が隔離されています。

　　　
今週、この施設と、18名が収容されているグル県ラロー地区の隔離施設にて、メイズ、野菜、調理油、調味料などの食料物資を、それぞれ隔離された人々が［約２週間］生活できる分量を支援しました。
　　　　
隔離される人数は、感染状況（陽性者の発生状況）に応じて、増減がありますが、引き続き、定期的に食料支援を継続していきます。
　　
ちなみに、パボー地区には私がウガンダに来た2005年当時は、北部最大の国内避難民キャンプがあり、当時は、北部地域で、神の抵抗軍が村の襲撃や、子どもの誘拐を繰り返す中で、地域住民がそれに怯えて生活していましたが、今は、目の見えない、新型コロナウィルスの脅威に怯えながら、生活しています。
　　　
コロナ禍の中、先行きの見えない状況が続きますが、テラ・ルネッサンスとして可能な限り、地元の人々、特に最も弱い立場の人々の［暮らし］が落ち着くまで、継続的に支援できるように、体制を整えていきますので、引き続き、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
　　　　　　　
（報告：小川真吾　編集・追記：鬼丸昌也）
　　　 　　　　
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