見出し画像

紛争後の地域での支援における困難の乗り越えかた(海外事業部長:小川真吾)

2025年の目標・抱負について、連載が公式ブログスタート。まずは、 小川(海外事業部長)が、困難の乗り越えからについて、こんなことを語っています。

(村添)小川さん自身の目標・抱負やテラ・ルネッサンスの理事としての組織の環境整備、外部への発信についてなど、今年も多くのチャレンジがありますね!それでは、そのような目標に向かって活動している中で大変なことや葛藤はなんですか?また、そのような場合にどのように乗り越えていますか?

(小川)大変なことは挙げだすとキリがないですが、特に大変なのは調整です。元子ども兵の帰還支援と社会復帰支援に関して、色々な利害関係を持った人がいる中で、それらを調整しながらもしっかりと自分たちのビジョンを推進していくのは結構神経を使います。政府関係者やパートナー団体などとも関わる中で、他団体の意図を調整することが大変です。

また、当事者の主体的な意思をできるだけ尊重したいので、各国政府や利害関係者との調整、治安、軍事、政治などを考慮して、できるだけ当事者が望む方向に進められるように対話を行っています。

乗り越え方としては、ストレスや憂鬱などのネガティブなもの以上の希望を持つことです。

緊張するときほどファインプレーをイメージして、リラックスをするとエラーを心配しなくなります。到達点のワクワクややりがいを妄想することでポジティブになり、自分の活動に意義を感じられます。先ほど言ったことと重なりますが、「~しなければならない」というマストではなく、「~したら、こうなる未来がある」だからやりたいというウォントの気持ちで取り組んでいます。

紛争、または紛争後の地域において、支援を続けてきた彼らしい、困難の乗り越えかただと思います。どんな状況の中にも、希望を見出す。その希望を繰り返しイメージすることで、その活動の意義を自らのなかで強化する。そのことによって、活動へのモチベーションを維持することできるのです。

さて、20年以上、アフリカで元子ども兵、避難民とともに活動する彼の2025年の目標とはどんなものでしょうか。以下のようなテーマで、小川のインタビュー記事を作成しました。

・2025年の目標・抱負は?
・活動の中での大変なことや葛藤とその乗り越え方は?
・ウガンダやコンゴでのストレス発散法は?
・小川さんの夢は?
・支援者へのメッセージをどうぞ

詳しくは、以下のテラ・ルネッサンス公式ブログをご覧ください。

いいなと思ったら応援しよう!