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#コラム

閉じた小さな世界が好きな話

僕はいわゆる「男のこだわりの世界」みたいな感覚が全く皆無なのですが、ひとつだけ何故かすごく好きな世界があります。

それは「閉じていてどこにも繋がらないそこだけで完結した小さな世界」です。

絵のことはよくわからないのですが、妻と娘が絵の才能があり、何かと美術館に行くので、僕もついていくのですが、ひとりだけ「うわー、この画家の描く世界すごく好きだなあ。いつかお金持ちになったら1枚所有したいなあ」と

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デザイナー30才限界説とアントニオ・カルロス・ジョビンのこと

デザイナー30才限界説というのはご存知でしょうか?

友人のグラフィック・デザイナーに聞いた話なのですが、デザイナーという職業は30才までの間に「どんな人でも知ってるあの仕事、あのデザイン」っていうのを残せないと「才能がない」のだそうです。

そして、運良く30才までに「その誰もが知っている自分のオリジナルなスタイル」というのが確立できたとします。でも、30才以降は「さらにまた新たな独自なスタイル

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ピノ・ノワールとピアノ・エラのこと

※土曜日は読む人が激減することが判明したので個人的な話とピアノ・エラの話を。

僕、家庭で全く決定権がないんです。

例えば休日の過ごし方とかソファーの色、料理やレストランの選択、テレビのチャンネルや親戚との付き合い方まで、全部、妻に決定権があるんです。

でも、どういうわけだか、レストランでワインを頼むときのその決定権だけは僕にあります。

ええと、もちろん僕がワインに詳しいんじゃないんです。妻

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肩書きは必要かどうかを考えてみました

常連のCAの方からこんな話を聞きました。ビジネスやファーストのお客様から名刺を頂いて「今度、食事でもいかがですか?」って誘われることがありますよね。で、その瞬間はニコニコ笑顔で返しておいて、地上に着いたら友達のCA達と名刺を見せあいっこしながら、色々と評価を下すそうなんです。

例えば、「あの人、まだ30代半ばくらいだったのに、この会社で部長ってすごいよね」とか「ええ? この会社知らない。検索して

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