おばあちゃんの大好きな言葉
僕が小さい頃おばあちゃんとこんな話をしました。
おばあちゃん『道端で知らない人や近所の人に挨拶をして、挨拶が返ってこなかったらどう思う???』
僕『ぜったいおかしいよその人』
おばあちゃん『そうねぇ、じゃあ、おにぎり君がその日お母さんや先生に叱られたり、友達と喧嘩したり、嫌なことがあったとします。その時に、挨拶された時はする???』
僕『…う〜ん、たぶんすると思う……』
おばあちゃん『そうね、じゃあ考えてみてね。もしおにぎり君が挨拶した時に、相手から返事がこなかったとします。でもその人は、その日に、大切な人に怒られたかもしれないし、ずっと飼ってたわんちゃんがなくなって苦しくて悲しい思いをしているかもしれない。』
僕『うん』
おばあちゃん『その人がその日やその前に何があったかっていうのは誰も分からないの。だから、なんだこの人嫌だなあとは思わずに、何かあったのかな???大丈夫かな???っていっぱいいっぱい相手の気持ちを考えてあげることをしてあげてね』
僕『わかった!』
おばあちゃん『何事も良い方に考えてあげると、おにぎり君の心もすごく軽くなって、明るくなれるの。そんな人には沢山の人が寄ってくるのよ。みんなから愛される素敵な人にになろうね。』
おばあちゃん『何事も善なんだよ』
思い返すとすごく素敵な言葉だなあって思いました。
おばあちゃん今日も元気に孫は生きてます。ありがとう。
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