いつもカレー それがかわいい
いつぶりかわからないnoteを
書こうと急に思った。
『やっぱり後でいいや』と思ったら
もう2度とこのことを
思い出せないような気がした。
斉藤孝さんの本に
向田邦子さんのことが出てきた。
向田邦子さんの作品を読んだことはないけど、
その文章に触れてみたら、
あかん、これは今書かなあかん、
と思ったわけです。
いつも『カレー』。
これは14歳の長男に
『晩御飯何がいい?』と聞いた時、
返ってくる言葉。
本当にいつも『カレー』。
100%過ぎて、すごい。
そして、今気付いたけど
それなら聞かなくていい質問でした。
このいつもの『カレー』という返事。
あまりに聞き過ぎて、
息を吸って吐くぐらい当たり前になってるけど、
これがめっちゃかわいい。
いつ作っても、カレーの日は嬉しそう。
最近見た、ホームビデオの中の3歳の彼は、
サラサラの髪の毛と、高い声。
白い肌に、無邪気な笑顔。
弟をかわいがったり
戦隊ヒーローみたいになったり
ぴょんぴょん ぴょんぴょん。
なんやこのかわいすぎる生き物は。
今や170センチに届きそうなボディ。
それでいて45キロくらいしかないから
もうもはやトップモデルなボディ。
髪はゴワゴワしてきて
おでこにはなかなか消えないニキビ。
なんて言ったかわからないくらい低い声。
見上げるようになった長男も、
カレーの日は細い背中がルンルンしてる。
きっと心は、あの頃みたいに
ぴょんぴょんしてる。
カレーぐらいで、こんなに喜んでくれるなんて。
しかも、作ってくれてるのは、ほぼホットクック。
こんなに簡単に、こんなにかわいいを
いただけて良いのか、子育て。
あぁ、ありがたい。ホットクック。
あぁ、かわいい。子どもたち。
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