2022年6月の読書記録
7月になってしまった。社会人4か月目。日曜の朝。昨夜我が家に泊まった職場の先輩は今熱心に『王様ランキング』を読んでいる。私は洗濯物を干して大滝詠一をBGMにこのnoteを書いている。理想的な休日。あまりに有意義過ぎるので明日仕事休みたい。仕事は楽しいので行くけれど。
先月読んだ本の記録。
①十日草輔『王様ランキング』13巻 4月に発売されていたのに購入するのをすっかり忘れていて今更。第2部始まりでまたボッジとカゲに会えるのが物凄くうれしい。仕事の休憩時間に職場で読んでいたら上司が反応してくれて少しだけ盛り上がった。冥府の王はこれからどうなるのだろう。
②高妍『緑の歌』上下巻 雑誌で連載が始まった時から追いかけてた漫画。作者と年齢が近いこと、私も細野さんやはっぴいえんどの音楽が大好きで村上春樹の小説を読むこと、それらの条件が重なって主人公の気持ちが痛いほどよく伝わってきたのがとても良かった。
③斎藤洋・宮本えつよし『おばけずかん』シリーズ6冊 今月公開の映画「GOHST BOOK おばけずかん」の原作。児童書大好きなので多分読んでるときにやけていたと思う。映画にはどんなお化けが出てくるのだろう。おばけはいるぞ!
④島本理生『ファーストラブ』 よく一緒にライブに行く大学時代お世話になった先生に映画を薦められてならばまずは原作から、と思い。静かだけど強い。畳み掛ける訳でも、高揚する訳でもなく、ただ淡々と、静か。なのに強い。そんな感じ。
⑤西加奈子『舞台』 久しぶり西加奈子作品。「すぎる」とか「らしい」みたいなのが苦手な男の話。何となく共感できてしまうのが不思議なところで、意識していなくても自分の中にそういう考え方が在るのかもしれない。
⑥山田鐘人・アベツカサ『葬送のフリーレン』8巻 相変わらずかっこよくてちょっぴり抜けているフリーレンが大好きだ。時々かつての仲間に想いを馳せているのもいい。
⑦CLAMP『xxxHOLiC』新装版6巻 少しずつ買い集めている。母も好きなCLAMP作品を娘の私が買って読んでいるので血は争えない。ていうかほんとに滅茶苦茶おもしろい。
⑧灰原薬『応天の門』4巻 以前この本の感想をTwitterに載せたら大学の友達が「これめっちゃ好きだった」とリプを送ってきて「もっと早く教えろよ」と返した記憶がある。世の中面白い漫画ありすぎ。そのうちの一つ。
⑨テレビアニメ「SPY×FAMILY」公式スタートガイド 10月までアニメの続き放送されないの辛すぎるくらいアーニャが可愛くて好きすぎる。2期もオープニングとエンディングの曲はあのままがいい。
⑩湊かなえ『豆の上で眠る』 実はこれを読んでいる最中に予期せぬ方向から私には全く関係のない怒りの感情を吐露されてクライマックスまで読み切れないと思ったのだけれど、読み切れた。面白かったから他の感情に左右されるのよくない。 本を読んでいると時折「音が遠くなる」感覚を味わうのだけれど、その感覚を味わった一冊だった。それくらい物語の中にのめり込んでしまった作品。
読む時間は減ったのに読む冊数はそんなに変わっていないの、おそろしい。
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