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生きる伝説猟師テラとワイep4

追尾していると待ちの変更を指示するテラ。

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獲物が移動している先から予測して抜ける場所に

狙撃を配置させているのだ。

昨日の有料部分からの続きなので何が起きたか

知りたい方はご購読下さい💛

その情報を瞬時に判断して動ける猟師は優秀だ。

「ほむらさんはのーよーうごけるけーのー

あんなんがおりゃーたのしめるけん!」

休憩中にテラは言う。

数年で一気にプロハンターになったポムは

天職だったのだろうw

「にくがよーけあるけーせこにはむかんがのー

ばりきはあるけーはこびだしもてーすたもんよ!」

ええ、あのパワーは人間離れしてますねw

「わしがこのままいくけーあんたはこのちょいした

からいきんさいやーんでのーそのままおりて

ごうりゅうせいやー」

「はい!え?僕、この山初めてですけどいけるんすかw

雪山で遭難って..............無線もGPSもねぇすよ!」

「そりゃちょっとしわいのーじゃついてこい!」

「それでお願いしますw」

山頂に近いので雪が深い..............ラッセルに近いw

銃が邪魔過ぎる。

「おい!みてみぃ!おきとるでーししじゃぁ!」

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「ゆきみてみぃ!ごっぽりへこんどるやろうがぁー

ししがとびおきてにげとるしょうこじゃぁ!

ちけーどぉ!

よこのつちくれはししのはらについとるやつじゃぁー

しかならあしながーけーつかんけーのぉ!」

なるほど!俺たちが近くまで来たから

飛び逃げて雪が

ぼっこり凹んでるということか!

雪に付いてる茶色なのは土で、寝ていた

猪が逃げてるってこと!

「こりゃワクワクですね!」

「おーよーわしらのしごとはもうなぁでー

このかんじだと200はさきかけっとるんで

ねぇかのぉー」

「そりゃ厳しいっすねー待ちに出るでしょうね!」

「それーよぉーわしらのしごとはおわりよー」

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写真では伝わり難いが、

斜度80度くらいのとこを歩いているのであるw

しかも150mくらい下まで雪しか見えない.............

木々や岩が隠れているはずw

滑落すると雪煙を上げながらそこ向かって

いき、骨は折れ、砕け、血しぶきを撒き散らし

ながら雪面を染めていくだろう.........

そして埋もれて発見も難しいだろう。

お互い落ちたら

かなり厳しい状態(死)

になるのは理解できる。


滑落死で検索してみるといいw

これが勢子の仕事であるw

そりゃ誰もやらないわ.............出来ない。

「テラさん、これー落ちたら結構ヤバいすよねー」

「おう!おちるなよ!」

...............そんだけなのねw


斜度60から80の間の雪の斜面を上下に動き

ながら倒木の間をすり抜け追尾する。

膝まで雪が有り、ときおり腰まで埋まるw

しかも下手したら死ぬ...................


クソ楽しい..............これが生きるということだ。

神勢子の強靭な足腰でさえ何度も転倒する。

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吹き上がるテラの蒸気!

汗が極低温で冷えて一気に気化するからだ。

これだけ軽装なのはそういうことなのか!

運動量がハンパないのだw

僕もついていくのに必死で色んな物を無くして

いる............凄まじいとこを通るからだ。

木に、雪にひっかかり無くす...........お気に入りの

ネックウォーマー...........銃袋.................ぐすん。

これが巨漢のポムだと他界しているだろうw

「あんたーなまえなんかいの?」

「Y根ですよー散髪屋のw」

「わいねくん、あんたぁなんかやっとるんかぁ?

たいりょくあるほうじゃろうーよーついてくる!」

「あざっす!自転車選手やってるんでスタミナは

一般人よりはありますよ!」

「それよのぉーあんたぁいききれとらんけぇのぉー

わしはりくじょうやりよったけぇひとよりはつえー

んだが、わいねくんもやるのぉー」

お、やっとテラさんが俺の名前を呼んで

くれるようになったw

これが男同士の認め合うってやつですね。


これを通過してない仲なんて希薄なもんですw

男という生き物は、

こいつはすげぇ!と認めた時に

一緒に遊んでもええぞ!ってなる生き物ですからね!

みんなで仲良くなんてザコの集いです。

男と男の通過儀礼は大切なのです。

おい!さんぱつや!からわいねくん!に変化させ

たのは認めさせたということです。

が、しばらく行かないと名前は忘れられると

思いますwww

ちょっとここから先はアレでお願いしますw

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