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優しいあの人

先日、懐かしい方々にお会いできました。


ひとえに「懐かしい」と言っても
実際には数カ月ぶりの再会だったのですが…



その数カ月がたまらなく長く感じたりして。
月日の流れって思った以上に早いですね。



壊滅的に自ら話すことが下手な私ですが、
先日お会いした方々とはうまく話せた気がします。
(どちらかというと聞くのが得意なタイプ)



私のことや、お互いの近況など。
あれ?会話ってこんなに楽しかったっけ?
と感じるくらいおしゃべりを楽しめました。



こう思えるようになったってことは
成長出来たということなのかな?
なんだか嬉しい。


楽しい時間を過ごせて本当に幸せだったな~。



…けれど。



少しだけ、気がかりなことがひとつ。


会った方の中に、すご~く
「優しい」方がいましてですね。


(誤解のないように書きますが
お会いした皆さん優しいし、
大好きな方々ですよ!!)


その方のお話を聞いている際も
「あぁ、本当に優しい人だな…」
と感じる瞬間が多々あったのですが、



なんというか…
その方ね、優しすぎるんですよ。



言葉の選び方や、所作からも伝わってくる
あの「優しさ」。



ストレートに伝えたことは無いけれど、
私自身その優しさに救われたこともある。



あるのだけれど…



その優しさの裏には、
抱えきれないほどの重たい荷物をも
懸命に背負っているような。



優しすぎるが故、
責任感だとか、プレッシャーだとかを
抱えすぎて苦しくなってないかな、と。



言葉にするのは難しいのですが、
先日はそんなことを感じました。



ぽつりぽつりと語るその姿に
「うん、うん」と話を聞いてあげること
しか私にはできなかったけれど、



もし、それでちょっとは
気分が晴れたのならば、私は嬉しい。



きっと、この方だけでなく、
誰かを思いやる心を持った優しい人は、
数え切れないくらい沢山いると思います。



そんな方に、私はこう言いたいのです。



プレッシャーを抱えすぎて苦しくないかい?
誰かを思いやりすぎて辛くなってないかい?

きっと、あなたの優しさは誰かに
充分すぎるくらい伝わっているから、

どうか、その優しさを、自分自身に
向けてあげてください。

大丈夫。あなたの優しさは、
ちゃんと伝わっています。



私はあの方と一緒に仕事をしている
わけでもなく、その場の「現状」を
知っているわけでもないので、



大きなことは言えないし、
こんな小娘に言われても
説得力に欠けるかもしれないけれど。



けれど…
どうしても、私はこう伝えたかった。



もちろん、仕事柄「責任感」や
「誰かを思いやる心」が必要だとは
重々承知の上だけれど、



重たい荷物を背負いこみすぎなくても
いいんですよ、
と。



そんなことを伝えたくて、今回は
この記事を書きました。



この記事を通して「ほっ…」と
ひと息つける方が一人でもいてくれたら、
とても嬉しい限りです。



優しいあの人にも、伝わるといいな。

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中山かず葉
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