たった一言のコミュニケーションで部下のやる気は変わるのではないか。

仕事にはやる気が必要である。やる気があれば、驚くほどのパフォーマンスを発揮できるし、楽しいし、空気も活気付く。

しかし、やる気を出すのは非常に難しい。

特に現在、部下を抱えている上司の方なら部下のやる気の無さに困っていることかもしれない。

今回は、絶賛部下として働いている私からみて、上司にしてほしいことを語りたいと思う。

これはあくまで、一個人のわがままな意見であることに留意してほしい。部下によって、適切な指導方法は変わるだろうから、私の意見を取り入れていただいたとして、必ず上手く行くことはないと思う。

ただ、ギクシャクしている人間関係に悩んでいるのならば、おそらく同じような問題に直面しているのではないかと思う。

1. 1日1回だけでいいから、「何か困っていることはないか?」と尋ねてほしい。

上司は基本的に部下より多忙であることが多く、内向的な性格をしている場合、「今、相談しても大丈夫かな?やっぱ、忙しそうだからやめとこう。」と感じて、気楽に相談できないことがある。

それは、本人の積極性の無さが問題だと言われたら、否定はできない。内向的な人もやはり勇気を振り絞って、声をかける必要はあると思う。

しかし、もし習慣的に毎日「何か困っていることはないか?」と尋ねてくれたら、部下は上司に相談しても良いんだと実感でき、積極的に現状の問題点について報告することができる。

現状の問題点を上司に話すことで、問題点が整理されるし、1人でこの問題を解決しなければいけないという不安感を取り除くことができる。

また、広い視野を持った上司の一言により問題が一気に解決することもある。

そして、何より声をかけてもらえるだけで、私はちゃんとメンバーの1人として見てくれているんだという所属欲求も満たされる。

そうすれば、問題に対して積極的に取り組むことができ、不安感によりやる気がなくなることを防止することができる。

さらに、部下に自信がつけば、自立的に動けるようになるし、上司に相談する時間が減るので、職場全体のアウトプットを効率的に伸ばすことができる。

2. 報告だけの会議ではなく、少数精鋭による議論の場を作ってほしい。

様々な業界を渡り歩いた経験がないため、偏った意見かもしれないが、現状報告だけが目的となり、問題の解決策を議論しない会議はできるだけやめてほしいと思う。

会議の目的は、現状の把握ではない。本当の目的は、現状の問題点を把握し、それに対する解決策を会議に参加している全員で模索することである。

現状を報告するだけで、フィードバックが何も得られない場合、部下の所属欲求は満たされないと思う。

チームがお互いに助け合う風潮を作ることができれば、仕事は楽しくなるし、貢献感によって幸せを感じることもできると思う。

まとめ

最もここで伝えたいことは「双方向のコミュニケーション」を意識的にできているのかということです。

部下から先に挨拶されること、話し掛けられること、サポートされることが普通だと私は考えたくありません。

絶賛部下をしている私が言えば、ただのわがままと捉えられると思います。

これは私が人の上に立つ人間になった時に心がけたい目標です。一緒に働いてくれる人に、「ここで働いてよかった!」と思ってもらいたいのです。

駄文ですが、最後まで読んでくださりありがとうございます。

それぞれの人がより良い人生を謳歌できますように。

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オニール Jr.
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