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ふつうに読んでると思ってたけど読んでなかった話

ゆめの 2024年

・概要

私たちは目で見たこと、耳で聞いたことを元に、さまざまな情報を見分けています。それは生きているうえで、幾度となく行っている営みではないでしょうか。今回の作品は「ディスレクシア」と呼ばれる、字の読み書きに関する発達障害を著者の実体験をもとに描かれた漫画です。

・感想

文学フリマ自体初めてだったので、とても新鮮でした。InstagramやYouTubeなどでは、短編動画で当日の様子をまとめました。大雑把なことしか触れてこなかったので、そろそろ感想とか書かないとなあと思っていたところでした。『ふつうに読んでると思ってたけど読んでなかった話』はそこで買った本です。他にもこちらを含めて3冊ありますので、順次紹介していけたらと思います。

今回は最初ということもありますので、文学フリマの様子を前半に、後半には買った本のうちの1冊についてお話しします。

今回のフリマは、お台場の「東京ビックサイト」でした。コミケで有名ですよね。何度も文学フリマ自体はやってきたそうですが、ビックサイトでは今回が初めてだったようです。

ものすごい込み合っていましたが、入場までにはそんなに時間はかからずに入れました。中に入るとたくさんのブースが無数にあり、圧巻でした。もう、見渡す限り一面です!

そのブースの一角で今回の本を見つけました。ということでお待たせしました。

こちらは著者・ゆめのさんの実体験をもとに「ディスレクシア」について取り上げた漫画です。

「ディスレクシア」とは端的に言えば、読み書きが苦手な気がするといったものです。ゆめのさんは子どもの頃から何となく字の読み書きが苦手だったそうですが、これが普通だと考えていたまま大人になったそうです。

一見すると字の読み書きは個人の能力差の問題だと思っていました。ものを覚えたりするのには、やはり一定の時間を要するものですし、たとえできなかったとしてもそれも個性だと考えていたので、こういったものがあるということに驚きました。

この本を読むまで「ディスレクシア」というもの自体が分かりませんでした。人として知っておくべきことだと、強く感じました。

忙しかったりするとなかなか読みづらいかもしれませんが、こちらの本は漫画でページ数も凝縮されているので、時間がなかったり、疲れている時でも、気軽に読むことができるかと思います。また、表紙や漫画のイラストがとても可愛いなぁと思いました。そういった面ではちょっとした癒し要素があるかもしれませんね。

文学フリマで購入した本のうち一冊を紹介しました。他にもあと2冊あるのでそちらも、次週以降紹介していこうと思います!

・書籍情報

初版刊行:2024年12月1日

📚最後まで見てくださりありがとうございます。

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