自然と食をめいっぱい楽しむ私の旅
この間ついに47都道府県を制覇しました。
私にとっての節目なのでここはひとつ。旅をする時のこだわりや大切にしていることについて改めて考えてみました。
・かならず持って行くもの
リュックサックひとつで行ける1泊2日でも、大型のスーツケースがぎゅうぎゅうになるくらいの大旅行でも、かならず持って行くものがあります。それがこのポーチ達。
お気に入りの柄で取り揃えているだけではなく、実は密かなこだわりが。出来るだけ軽く、出来るだけフラットな形状をしているということ。パイナップル柄のポーチは水に濡れてもすぐに乾きやすい素材なので洗面用具入れに。大型の巾着は下着入れ、がま口はアクセサリー入れと決めています。
エコバッグはお土産が増えたときだけではなく、大浴場へ持っていく荷物をまとめる時にも活躍してくれます。旅先で「あってよかった」と何度も感じています。
・その土地で親しまれているものをいただく
せっかくなら、その土地でしか味わえないものを。
旅をしている時は、名物やソウルフードと呼ばれ親しまれているものを食べるようにしています。たとえば沖縄では、メニュー表で海ブドウやジーマーミ豆腐を見つけるたびに注文していましたが、お店ごとに味付けが異なっていてとても興味深かったです。大阪では、50年以上続くお好み焼き屋さんを訪れました。隣のお客さんから「創業当初から来てる」なんてお話を聞けて、変わらない味に思いを馳せました。私も嬉しい気持ちになって今回の旅の話をしたり、昔の大阪の話を聞いたりして盛り上がります。
今は全国どこででも様々な土地のものが食べられますが、地元の人の思い出話を聞きながらいただくとさらに美味しく感じますし、それぞれの味付けを楽しむのも旅の醍醐味だと思いました。
お酒が好きなら、バーへふらりと出かけてみる。地酒やクラフトビール、地元のフルーツのカクテルなど、普段は飲めないもの、普段だったら注文しないものにもちょっとだけ手を伸ばせばきっと新しい発見が。旅に出るごとに、好きなお酒が増えていることに気がつきました。
・ここにしかないカフェへ行ってみる
いつでもすぐそこにあって気軽に行けるカフェよりも、その土地にしかないカフェを探すのが好き。店内で可愛い雑貨やハンドメイドのアクセサリーやジャムが販売されていたりすると、ついついお土産に…と買ってしまいます。
長野県の霧ヶ峰を訪れた際には、深い森の中のカフェへ。山の中腹部に車を停めて、5分ほど大自然の散歩を楽しんだ先に、ログハウス風のカフェがあります。
思わず背筋がピンと伸びるような、清々しい空気の中でいただく焼きたてのピザはしあわせでした。
・最近はのんびりするだけの旅も好き
昔は旅をするからには、「何時に〇〇へ行って、何時のバスには絶対間に合わせたいから、そのためには何時に起きて…」と慌ただしいスケジュールを立てていました。
それもそれで楽しいですが、最近は何もしない旅も好きです。
ゆっくり過ぎていく時間を全身で感じながら、海の音を聞いたり、空の色を眺めたり。
新しい場所への旅、同じ場所への旅、どちらが好きかは人それぞれですが、私はどちらも大好きです。私が新しい場所を旅する理由は「あの景色が見たいな」という思いから。
同じ場所を旅するいちばんの理由は、「またあのお店に行きたい!」という気持ち。
自然と食をめいっぱい楽しむ私の旅。
こだわりがちょっとあるだけで、もっともっと旅は楽しくなる気がしています。
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