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詩集『ZOO』のこと
2024年2月に刊行した私家版第一詩集『ZOO』が、第30回中原中也賞最終候補作品にノミネートされました。(ノミネートされたのは、初版に手を加え、同年7月に発行した第二版となります)
受賞は叶いませんでしたが、まだまだと思う部分もあるので納得の結果です。
それ以上に、ここまで来れたことを素直に嬉しく思います。
一年前、すごく良い本が作れたと思いつつも文学フリマ広島の会場で誰かが見つけてくれるといいな…と祈るような気持ちでいたので、この本がこんなに遠くまで私を連れて行ってくれるとは思いもしませんでした。
収録されている詩はどれも自由に、書きたいことを書きたいように書いたものばかり。すこし実験的な書き方も気負わずにできました。
自分でも何度か読み返すたびに、タイトルをJUNGLEではなくZOOに決めた理由が腑に落ちました。
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私は幼少の頃から詩を書いていましたが、2023年にそろそろ公募にも出してみようと思うまでは、読者は自分と、文通相手のひとりだけでした。
これからもひとりの心に届く詩を書きたいという思いは変わりません。
試し読みがこちらの記事からできます。ご興味がありましたらぜひ読んでみてください。
また、今のところは通販でのみご購入いただけます。夏の文学フリマ大阪、ポエマ川越vol.2には参加予定なので持って行く予定です!
これからどこにどんなふうに詩作品を発表していけば良いのか、どうやって活動していけば良いのか、楽しみながら色々模索していきます。