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習作-20191006

MASCHINE JAM + KOMPLETE KONTROL A61使い初め MASCHINEと付属音源のみ使用 制作時間:7h ミックス全くわからないので多分アレ 恥ずかしくなったら消える サムネイルは無関係の前に放棄したCG映像

    • ひとりぼっちの街

       林立するビル。マンションにオフィスに、この街はいったいどれだけの人を飲み込んでいたのだろう。しかし、今日のビル達はひっそりと静まり返っている。  空を見上げる。深い黒がすべてを塗りつぶしている。星が見えない。曇りだろうか。あの星を見ておきたかったのに。  かつて不夜城と呼ばれたこの街が、私は好きだった。  好きだったこの街を、私は今歩いている。  もちろん、この街のすべてが無条件に好きだったわけではない。あらゆる「好きなもの」がそうであるように。  都市とはあらゆるものの

      • ひとりぼっちの街

        むかしむかし、あるところに街がいました。 すこしのひとがすこしのたてものでひっそりとくらす、とてもさびしい街でした。 さびしい街のちかくには、ほかの街がありませんでした。 さびしい街は、ひとりぼっちでした。 あるとき、さびしい街にとおいとおいほかの街からたびびとがきていました。 そのたびびとたちはさびしい街のひとびとに、ほかの街のことをおしえました。 さびしい街は、ほかの街にちかづきたくなりました。 さびしい街は、おおきくなることにしました。 さびしい街のひとびとは、せっ